せきが止まらない!咳の様々な原因と種類を解説
咳とは、鼻孔・鼻腔・咽頭・喉頭を経て、気管・気管支・肺などの呼吸をする過程で、必要な各器官に何らかの刺激が加わり起こります。
その刺激は、各器官の神経を伝わって、脳の延髄へ到達して咳を生じさせますが、この咳は反射であり、体内に入った刺激物を取り除こうとする防御反応の1つなのです。
咳には、様々な種類があるために、止める方法を考える時には、まず咳の原因を考えていく必要があります。
ここでは、主に成人の咳の原因について考えていきます。
咳には種類があり、その種類によって原因も異なります。
いわゆる乾いた咳です。
痰が絡むことは少ないのですが、回数が多く頻繁に出ます。
そのため、反射で嘔吐を招くこともあります。
また突き上げるような咳となることもあります。
乾性の反対で、乾性ほど頻繁に出ることはありませんが、痰の種類に問わず多く含みます。
また、このケースでは環境や体内の乾燥・脱水の度合いで、痰の量が左右される場合が多いです。
主に乳幼児に出現する症状で、クループとも言われています。
夜間に突然起こる、咽頭の痙攣発作によるものです。
様々な原因から咽頭の炎症が起こり、閉塞や浮腫みを引き起こすため、息を吸い込む過程で喘鳴(ぜいめい)、呼吸困難となります。
その際に起こる、犬の遠吠えのような咳のことです。
咳が頻繁となり、繰り返されるために顔面が紅潮して、気道の浮腫が起こるものです。
チックや咳払い等もありますが、何らかの精神的原因により引き起こされるものです。
他の疾患との区別や見極めを要します。
咳の原因となる刺激物にはどのようなものがあるか、代表的なものを例に上げてみます。
風邪(上気道炎)、気管支炎、インフルエンザ、肺炎、咽頭炎、百日咳など
- 原因
細菌・ウィルス・カビ・マイコプラズマ・クラミジアなど
花粉症、シックハウス症候群、気管支喘息、咽頭アレルギーや浮腫など
- 原因
花粉・ハウスダスト(猫毛・ダニ・ホコリ・化学物質など)・カビ・食物アレルギー物質など
- 肺疾患
[COPD(慢性閉塞性肺疾患):喘息・肺気腫・慢性気管支炎など]・肺梗塞・肺腫瘍(肺がん)・肺水腫・肺線維症など
- 心疾患
心不全など
- 原因
長期に渡る喫煙(タバコ内のタールなど)・就業による悪影響化学物質(アスベストなど)
血圧降下剤用内服など
- 原因
ACE阻害薬の副作用で出現することがある。
- 気管支喘息
- 結核
- アトピー性咳嗽
- 咽頭アレルギー
- 間質性肺炎
- 肺線維症
- 肺気腫
- 胃食道逆流性咳嗽
- 薬剤性咳嗽
- 肺がん
- 心因性咳嗽など
- 慢性気管支炎
- 風邪(上気道炎)
- 副鼻腔炎(慢性副鼻腔気管支症候群)
- 後鼻漏
- 気管支拡張症
- 気管支喘息合併症(気管支漏)
- 気管支食道瘻
- 気管支胆管瘻
- 心不全
- 肺がんなど
前述の通りで、生後3ヶ月~3歳で好発し、5歳以上では稀です。
昼間は、軽い上気道炎(風邪)のような症状です。
- 急性咽頭蓋炎
- 咽頭気管気管支炎
- 急性声門下咽頭炎(仮性クループ)
- 細菌性気管支炎
- 痙攣性咽頭炎
- 浮腫性咽頭炎
- ジフテリアなど
このように「咳」と言っても、様々な種類や原因があります。
どのような咳であっても、発熱を伴うものや3週間以上続くような場合には、速やかな医師の診察が必要となります。
次は、咳を止める方法についてご紹介したいと思います。
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