止まらないせきに効果的!長引く咳の止め方まとめ (1/2)

執筆者: あさづけ なすこ 職業:看護師(医療・在宅医療・地域医療・福祉)
はじめに

「ゴホッゴホッ」と出始めると止まらない咳は辛いですよね。
呼吸筋などの関係で続く咳で、筋肉痛になることもあります。


咳の原因は様々ありますが、ここでは、昼夜問わず咳を止める方法についてご紹介します。

 

民間療法
環境を整える
  • 室温

夏は外気と室温の差。

冬は、暖房器具や衣類等で調節しましょう。

 

また、夜間は気温が下がりますので、掛物での調整も不可欠です。

  • 湿度

乾燥は、気管に大きな刺激を与えます。

乾性の咳だけでなく、痰が出る場合にも、絡むことが多くなり苦しくなります。


加湿器やデスクに揮発型の加湿アイテムを置くなどして、湿度を上げておくようにしましょう。

 

  • マスクの使用

マスクを着用することで、呼吸する空気を温めて、湿度を高めます。

自分で室温や湿度を調整出来ない環境の時や、マスクエチケットが必要な時には、活用するようにしましょう。

 

 

脱水状態に注意する

人間は、不感蒸泄といって、口からの呼吸や皮膚呼吸によっても水分を失っています。
そのため、咳や鼻水などでも、普段より多く水分が失われますので、少し多めの水分補給を心掛けましょう。


また脱水状態になると、痰や鼻水も粘り気を増して、出し辛くなります。

 

身体を冷やさないようにする

特に冬や夜間では冷やすことで気管が縮まり、過敏な状態を誘発するため、環境や着衣と合わせて飲み物等も活用するようにしましょう。

 

咽頭を潤す意味にもなります。

 

  • 生姜湯(あたためる・殺菌作用)
  • 大根おろし(殺菌作用)
  • 緑茶(殺菌作用)
  • 紅茶(殺菌作用・消炎作用)
  • レモン(殺菌作用)
  • 梅(殺菌作用)
  • はちみつ(粘膜保護)
  • レンコン(消炎作用)
  • オオバコ(痰排出を促す作用)


組み合わせて飲み物を作ることや、飲む以外にもパンに塗る等で身体に入れるようにしましょう。

薬剤を用いる

長引く咳や診断がついている場合は、医師から処方されたものを服用するようにしましょう。

漢方薬(麦門冬湯・小青竜湯・五虎湯など)が処方される場合もあります。


薬局などで薬剤師に相談して購入する場合には、咳が始まった時期や咳以外の症状を説明して、薬を選んで貰うようにしましょう。

ツボを押す
ツボの押し方

指の腹で、適度な力で押すようにしましょう。
3秒間押して、3秒間離してを繰り返しながら、長くても5分程度繰り返しましょう。

天突(てんとつ)

両方の鎖骨内側のくぼみで、首の付け根にあたります。

ツボの後ろ側は気管がありますので、押す際には強過ぎないように気を付けます。

 

首をうつむき加減にして押すと、指が入りやすいです。
喉の諸症状に効果があります。

 

 

 
 コラムニスト情報
あさづけ なすこ
性別:女性  |   職業:看護師(医療・在宅医療・地域医療・福祉)

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