2馬力エンジン付きボートでアクティブに釣りを楽しもう!機動力を活かした新しい楽しみ方 (2/2)
そこに、サビキ仕掛けやオキアミエサでの1本針テンビン仕掛けを付けて、置き竿にしておけば、アジや青物、メバル、運が良ければヒラメも来ます。
それで、しばらくコマセを撒き続けていると、カワハギが寄ってきてくれるのです。
それほど沖まで行かずとも、30cm近くのカワハギが立て続けに釣れることがあります。
手漕ぎボートと2馬力ボート、どちらが楽しいかは人ぞれぞれでしょうね。
ノンビリとやるか、機動性で釣果アップを図るか。
どちらも当然楽しいです。
とはいえ、ここ数年2馬力ボートのレンタルは増えてきました。
週末などは早めに予約を入れないと、なかなか借りられません。
自分で持つというのも可能ですが、メンテナンスに少々手が掛かります。
特にエンジンが大変です。
昔は空冷のエンジンもありましたが、今は殆どが水冷のようです。
つまり、海水をエンジンの周りで循環させて冷却する方式で、エンジンの後ろから海水がピューッと出てきます。
海水の塩分は当然、金属を腐食させますから、使用後は真水の中でスクリューを回して塩気を抜きます。
スタンド(DIYで作れます)にエンジンを固定して、真水を入れたバケツの中でスクリューを回すという方法です。
そうしたメンテナンスの事を考えると、手間の掛からないレンタルボートの方がお勧めなのですが、2馬力ボートを所有するというのも楽しいでしょうね。
車のルーフに載せられるサイズですし、樹脂製のいわゆるゴムボートもありますから、係留の心配無しで、エンジン付のマイボートを持つことが出来ます。
エンジン本体も工夫すれば、車に積めるサイズです。
日本は海に囲まれ、世界に誇れる魚種と魚影の濃さを持っています。
そんな環境で、手軽に沖で釣りが楽しめる2馬力ボートの登場は、新しい「釣りのスタイル」であり「楽しみ方」でしょう。
もちろん、船長はあなたですから、安全は自己責任です。
自動車と一緒で、ルールを守る事が一番の安全策です。
手軽に安全に海の上を走って、釣りを楽しみましょう。
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