はじめてのマクロ撮影!接写撮影の不思議で美しい世界を紹介 (1/2)

執筆者: クニ・ヒロ 職業:マクログラファー
はじめに

こんにちは、マクログラファーのクニ・ヒロです。


日々、マクロ撮影に勤しんでいる私から、マクロ撮影とその魅力についてご紹介します。

興味のある方もない方も気軽にお読み下さい。

 

マクロとは

マクロってそもそも何?と思う方もいらっしゃると思います。

 

マクロは、接写、またはクローズアップともいいます

普通のカメラで撮るよりも、ずっと被写体に近づき、画面一杯に大きく写すことです。

 

しかし、ただ単に大きく写る、というだけではありません。

大きく写し出すことで、見慣れた風景が肉眼では見えない不思議な世界となり、目の前に広がる。

それがマクロの最大の魅力です。 

 

私とマクロの出会い

もう10年以上前のことです。


書店でふと手にした写真雑誌に、花の接写撮影会の告知が載っていました。
当時、花にも接写にも興味がなかったのですが、なぜかその小さな告知記事に心惹かれて参加。
そして、これが、その後の私の人生を大きく変える出会いとなったのです。

 


その撮影会で、先生の撮影されているファインダーを覗かせてもらった時。
今までに見た事のない世界に息を飲み、茫然としました。

 

ファインダーの中に水彩画のように広がる色、輝く光、そして花や虫たちの可愛らしい表情。

その幻想的な風景に魅了され、一瞬にしてこの不思議な世界の虜になりました。

 

その日以来、私の頭の中は朝から晩までマクロ、マクロ。
今では風景を見る私の目も、すっかりマクロの目になってしまいました。

あの時、撮影会の告知が載った写真雑誌をたまたま手にしたのも、マクロとの必然の出会いに導かれたとしか思えません。

マクロから変わる日常の風景

皆さんは、どのような時に「これは写真に撮りたい」 と思われますか。


観光地での美しい景色、あっと驚くような瞬間、珍しい光景を見た時などでしょうか。

日常とは異なる、特別な場面に心動かされた時、撮りたいと感じることが多いのではと思います。


ただ、毎日の生活の中では、そんな特別なシーンはあまりないですよね。

だからと言って、素敵な写真は特別な時にしか撮れない訳ではありません。


特別な時でなくても良いのです。

近くの公園、家の庭、今立っている足元でも、マクロを使えば素敵な写真に早変わりします。

 

マクロの不思議な世界

マクロで撮影した写真をいくつかご紹介します。


紅葉

これから、到来する紅葉シーズン。

誰もが撮りたくなる被写体ですよね。


まずは、カメラを向けて普通に撮影。

 


さて、ではその紅葉をマクロで撮ってみましょう。

このような具合になります。

 

 

紅葉の一部分だけを切り取ってみました。

いかがでしょうか。


同じ紅葉の写真でも、普通に撮るのとマクロで撮るのとでは、全く違ったもののように写りますね。

 

滴がついた花

早朝の朝露や雨上がりの滴がついた草花。 

マクロで撮ってみると、滴の中に花を閉じ込めることができます。

 

 

地面に咲く一輪の花

太陽が差し込んでくると、背景にある葉っぱの反射や水滴は、美しい光のボケに。


 
 コラムニスト情報
クニ・ヒロ
性別:男性  |   職業:マクログラファー

マクロレンズを自在に操り、
光とボケが織りなす幻想的で不思議な世界を描き出すマクログラファー。

刻々と変化していく花たちの表情や、虫たちのコミカルな姿に
心ときめかせ、癒されながらその一瞬の表情を切り取っている。

フォトコンテスト入賞多数、雑誌掲載多数、
2012年、2013年、個展開催。

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シンガーソングライター竹本孝之「August Rain」プロモーションビデオに写真提供。
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