先日、当コラムで紹介させていただいた原付一人旅。
皆さんの中でも、これなら私でも出来るという人も多かったのではないでしょうか。

今回からは「原付一人旅を始めてみよう」と題しまして、バイクの基礎知識から、実際に旅に出た際に気を付けなくてはいけないことなど、ゼロから始める原付一人旅の楽しみ方をレクチャーしていきたいと思います。

まず、旅の相棒になる原付バイクの状態を把握していることが大事です。
楽しい原付旅も、故障などのトラブルで走らなくなったら元も子もありません。
必要最低限、これだけは確認しておきましょう。

エンジンオイルは、バイクの血液というべき物。
走行前に、必ず残量を確認しておきましょう。
車体によって交換時期は様々ですが、大体2000～3000kmが交換時期の目安です。
必要に応じて、交換しておきましょう。

万が一、オイル切れの状態でエンジンを回すと『焼きつき』という状態になり、エンジンが正常に回らなくなります。

くれぐれも気を付けましょう。 

乗る原付のガソリンタンクが、満タンで何ℓ入るか確認しておきましょう。
そして、1ℓで何km走るか、燃費を確認しておきましょう。

給油の際に、給油量と前回の給油から走った距離が分かると、給油した際に燃費を計算することが出来ます。
(燃費=走行距離÷給油量)

仮に4ℓ入る原付の燃費が60km/lだった場合、実際に走れる距離は約240kmということになります。
その距離が分かっていると、どの辺りで給油すべきかが分かります。

今では、e燃費などのスマホのアプリケーションもあります。

走行距離と給油量を入力しておけば、容易に燃費が計算出来るので、それを活用するのをお勧めします。