原付バイク旅でありがちな困ったこと、トラブル実例と対処法 -マシントラブル・体調編- (1/2)
前回のコラムでは、実際に片道一、二時間くらいのツーリングに出てみました。
あとは距離を延ばして長時間のツーリングに慣れていくだけですが、するといろんな疑問などが出てきます。
そこで今回は、よくあるトラブルなどを羅列しながら、その対処法を紹介していきたいと思います。
オーバーヒートやオイル切れ、ガス欠などいろいろ理由が考えられますが、大半はオイルとガソリンの残量に気をつければほとんど防ぐことが出来ます。
それ以外の要因であるならマシントラブルの可能性が高いです。
オイル切れに関してはツーリング前にオイルゲージなどで確認することです。
事前に確認すればオイルに起因するトラブルはほとんど防げます。
万が一オイル切れになった場合、エンジンを回さないようにしましょう。
ちなみに夏場によくあるオーバーヒートによるエンストは、エンジンの回しすぎによって油温が高すぎることで発生するので、オイル交換で改善することがあります。
ガス欠対策はガス欠になる前にガソリンを切らさないことです。
あらかじめ出来る対策としては、以下の通りです。
- ガソリン携行缶を携帯する。
- スマホナビなどでガソリンスタンドの場所を把握して、慣れない道や過疎地を走るときは余裕を持って給油する。(日中でもガソリンスタンドが開いてないところもあり。)
- 営業しているスタンドの少ない夜間の移動は控える。
私も以前、長野の飯田地方を走った際に夕方に給油できず、夜間ガス欠寸前になって道中の民家に譲ってもらった経験があります。慣れない道路は要注意です。
昔の型のバイクほど、標高が高くなるとエンストしやすい傾向があります。
これは気圧の関係なのでそれは致し方ありません。
アイドリングを高めにキープして走るのがポイントです。
まず態勢を維持しながらスピードをゆっくり落として止まってください。
そしてパンクした状態を確認します。
こんな感じでクギがささったようなパンクだと巷で売ってるパンク修理剤は使えません。
チューブを交換するか、実際チューブの補修をしなくてはいけません。
全てに共通していることですが、困ったらレッカーを呼びましょう。
むやみに動かさず最寄りのバイク屋で診てもらうのが無難です。
近くにあれば手押しで移動させてもかまいませんが、タイヤのパンクの場合はむやみに手押しをするとタイヤに内部に傷が付くのでお勧めしません。
「障害物に当たってミラーのネジがゆるんだ」などの、バイク屋に見せる必要のない簡単な修理であれば、自分で出来るようにしておきましょう。
備え付けの簡易工具などは必ず携帯しておきましょう。
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はじめまして。
普段は会社員として働いてますが、週末は愛車のカブ二台に跨り全国各地を走ってます。
その旅の模様をブログに書いてます。
旅の楽しさ、醍醐味、プライベートからちょっとマニアックなカブの話まで。
いろいろなことを語ってます。
◎たびかぶろぐ
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またそのブログが縁で、最近は旅行ライターとしても活動させていただいてます。
DeNAの旅行情報サービス、ガイドブックスの看板ライターとして執筆してます。
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