日頃良く夢を見る人も多いのではないでしょうか。

印象的な夢ほど「あれってどういう意味だったんだろう？」と気になりますよね。

夢は記憶の整理とも言われており、どんな夢を見たのかによって、何かを暗示しているということも考えられます。
大抵見た夢は忘れてしまうことがほとんどですが、もしかしたらあなたが昨日見た夢には、こんな意味があったのかもしれません。

今回はそんな夢から見る、あなたの心理状態についてまとめてみましたので、ご紹介します。 

空を飛ぶ夢を見たことはありますか？

フロイトによると、男性が空に浮かぶ夢を見たときは、浮遊感覚を伴う性感覚を連想させ、「欲望がある表れ」と解釈したそうです。

ですが、もうひとつ「現実から逃避したい」という願望の表れという解釈もあるのだとか。

あなたが空を飛ぶ夢を見たとき、現実の煩わしさや、責任感から逃げ出したいと思ってしまうような出来事はなかったでしょうか？

特に青年期に空を飛ぶ夢は、自立の決意や快感が反映されているとも言われています。

年齢、性別に応じて、空を飛ぶ夢を見たときは、自分に心当たりがないかどうか、振り返った方が良さそうですね。 

大事な試験なのに、遅刻しそうになってしまったこと。

あるいは、テスト終了時間まであと少しなのに、答案用紙は真っ白で焦っている夢を見たことはありませんか？

こういうときは、何か難しい仕事を抱えて、緊張していることが多いのだそうです。

フロイトによると、これは責任を問われることへの不安を表しているのだとか。

とはいえ、これは試験に合格した人でなければ見ない夢だそうで、特に心配はいらないようです。

それだけ悩みで頭がいっぱいになっているということですね。

他にも学校に遅刻する夢は、学生時代を懐かしんだり、時間を無駄にしたという後悔が反映されているともいわれています。
やらなければいけないことが前もって分かっているときは、ある程度余裕を持ってやると、この焦ってしまう夢を見ることも減るかもしれませんね。 

自分の親を、夢の中で殺してしまったということはありますか？

夢を見終わったあとは、それが夢だと分かっていても、どこか気分が優れないものですよね。

この場合の殺してしまった相手は人ではなく、自分の中の何者かということを表しているそうです。

例えば父親を殺してしまった夢なら、父親への依存、愛着、父親を象徴するような考え方が当てはまるのだとか。

これは自分で殺してしまった場合だけではなく、人から殺されてしまう夢でも意味は同じのようです。

特に消極的なタイプは、親が誰かに殺されてしまう夢を見ることが多いとのこと。

なので、この手の怖い夢を見たときは、あまり深刻に悩まず、むしろ「親離れをした」という風に考えてあげると、自分の成長がどことなく実感出来るかもしれません。 

あなたが普段見る夢の内容はあったでしょうか？

日頃あまり夢を見ないという人でも、印象の強い夢を見終わった後は、見た夢の意味が妙に気になるものです。

夢の内容を分析することも大切ですが、普段の行いを今一度冷静になって見直す良い機会にしてみると、夢から自分自身の成長へと繋げることが出来るヒントになるのではないでしょうか。