編み物の先生・講師になるには?資格の取り方と必要な金額、レッスン期間など (2/2)
各団体によって、また個人差により大分変わります。
日本編み物検定の場合ですと、年一回の試験でいきなり一級を受けて合格する場合もあれば、5級から毎年級をあげて受けても、途中で不合格があれば何年かかるか分かりません。
日本手芸普及協会の場合、入門コースだけでかぎ針、棒針編み各30時間が標準です。
あくまで標準ですので、それ以上かかる場合もあります。
決まった課題をこなさなければ、次に進めません。師範になるには相当長い年月がかかります。
日本生涯学習協議会の場合、かぎ針編みの基礎のみに的を絞られているため、比較的取得しやすいと思われます。
標準学習期間は40時間です。こちらも個人差があります。
こちらもその人の習熟具合、お教室のレッスン料により変わりますので、個人差が大きいです。
一例として、私が開講させて頂いているクロッシェカフェ技能認定証の場合ですが、以下の通りとなります。
- 受講料1レッスン¥2000円×20回=40000円
- 教材¥2550円
- テキスト代¥1955円(道具代別途)
一番最初に書いたように、講師には誰でもなれますが、肩書きだけではなく中身が伴っていなければ教室は続きません。
資格の有無よりも教えることと学ぶことへの情熱が大事です。
真面目にコツコツ勉強すれば、講師の資格を取ることは決して難しいことではないと思います。
そして、資格を取ったら終わりではありません。そこからがスタートになります。
講師として活動を続けるためには日々勉強が必要です。
教えながら自分も学ぶのですから、資格を取るより大変です。
しかし、自分の好きなことを仕事に出来る喜びもありますし、好きなことなら学ぶことも苦にならない筈です。
今回、編み物講師について書きましたが、他の講師業でも基本は同じだと思います。
本当に好きな事なら大変でも頑張って続けられるはずです。
講師になりたいと考えている方は、是非今回の記事を参考にして頑張って下さいね。
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編物教室KINT FIELDの編物講師JUNです
自宅および カルチャーセンターなどで編物教室開催しております
ブログ http://ameblo.jp/mooneyesjp
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