フルーツ王国、長野!ぶどう狩り農園で宝石のようなブドウを食べ尽くせ! (1/2)
ネクタリン、プルーン、ブルーベリー、マルメロの生産量は全国で第1位。
リンゴ、ぶどうの生産量は全国で第2位、ももの生産量は3位。
この統計から見ても、長野はフルーツ王国といっても過言ではない生産量を誇っています。
日照時間が長く、雨が少なく、昼夜の温度差が大きい長野県の気候風土が、果物の生産にとても適しているのだそうです。
今回は長野の特産であるぶどうにスポットを当ててご紹介していきます。
りんごと並び信州を代表する果物の一つです。
全国の13%を占める27000トンが生産され、山梨県に次いで全国2位の産地となっています。
主力品種の「巨峰」の栽培面積は全国一です。
長野県で栽培されているぶどうの種類は、巨峰・デラウェア・ナイアガラ・ピオーネ・ルビーオクヤマ・ロザリオビアンコなどで、そのうち巨峰が約7割を占めます。
長野県での栽培は、面積1890ha、生産量21300トン(平成16年度)。
主な産地は、中野市・須坂市・長野市・東御市・小布施町・山ノ内町・松本市・塩尻市などです。
平成16年に品種登録した、長野県オリジナル品種の「ナガノパープル」をご存知ですか。
皮が薄く、実と一体となっているので、そのまま皮ごと食べられる上に種もなく、お子さんでも食べやすいという嬉しいぶどうです。
巨峰とリザマートという2つの種類を交配して作られたこのぶどうは、大粒で甘みも強いので、近年注目されており人気も急上昇しております。
市場に出回り始めてまだ日の浅い希少なぶどうで、まだまだ産地も生産者も限られているので、出荷量もごく僅かです。
手に入れるのは難しい状況となっています。
長野県内のお店でも高値で並んでおりますが、とても人気で売り切れ続出のようです。
同じく皮ごと食べられる種なしぶどうの「シャインマスカット」。
果物の女王といわれる、マスカットオブアレキサンドリアの味を受け継いだぶどうです。
爽やかな香りと甘みが魅力の綺麗な緑色の人気種、こちらもナガノパープル同様まだまだ希少な人気種です。
秋といえばぶどうの旬です。
一番美味しい時期の完熟の物を自分で選んで摘んで、その場で頂けるなんて、最大の贅沢なのではないでしょうか。
受付で鋏とかごを受け取って、いざ園内へ進みましょう。
ぶどう畑に一歩足を踏み入れると、ふわーんとぶどうの芳醇な香りが漂います。
上を見上げると、どこもかしこもたわわに実ったぶどうが、シャンデリアの様に垂れ下がり、陽の光に透かされる姿はまるで宝石の様。
数あるぶどうの中から好きな物を選んで摘み取り、そのまま口へ。
市販の物と違い完熟なので、甘みが違います。
自分で選んで摘んだ物という特別感で、より美味しく感じるのかもしれません。
中には、時間無制限の食べ放題を行っているぶどう園もあります。
目で見て、鼻で嗅いで、舌で味わって、3度楽しめるのがぶどう狩りの美味しい魅力です!
8月頃から10月下旬頃まで楽しめます。
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