楽しいこともたくさんあるけれど、思いがけず行きたい観光施設やレストランが閉まっていたという事もあるこの時期。

何をしたいか、どの都市に行くかを明確にすることで、旅行の成功が決まるといっても過言ではありません。

まず、観光・ショッピング・グルメと色々楽しみたい方は、12月24日、25日、31日、1月1日の観光施設やお店が閉まる可能性が高い日付には、マドリード、バルセロナ、バレンシア、セビージャなどの比較的大きな町にいるのがベストです。

これらの都市は、寒さもそれほど厳しくなく、また大きな町なので街歩きだけでも楽しめます。

そして大きな町では、レストランが全部クローズということは有り得ません。

ホテルは3星以上に泊り、いざとなればホテルのレストランで食事をし、ゆったり過ごせるようにするのが良いでしょう。

静かに過ごしたい方は、田舎町のパラドールに泊まってはいかがでしょうか。

パラドールとはスペインの国営宿泊施設で、昔の貴族の屋敷、お城、修道院などをホテルに改装しており、どこのパラドールも普通の3星ホテル以上の満足度です。

パラドールには必ずレストランが付いており、美味しい郷土料理が提供される事も有名です。

スペイン人がどのようにクリスマスを過ごすのか間近で見たい、体験したいという方には、短期留学もお勧めです。

クリスマス時期でもオープンしている学校はあるので、短期コースに申し込み、ホームスティをすればスペインの一般家庭のクリスマスを楽しめます。

スペイン語は初心者でもOKです。

どうしても年末でないと長い休みが取れないという方もいると思います。

年末のヨーロッパは寒いと思われるかもしれませんが、マドリードの冬は東京並、バルセロナやセビージャなどの人気の観光地は、東京の冬よりも過ごしやすいぐらいです。

地中海側のバレンシアに至っては、日中はコートがいらない日もあります。

ぜひ、クリスマスと年末のスペインへお越し下さいね。