ヒプノセラピー(催眠療法)による前世の「前死体験」と、カウンセリング効果の実例
死んだらどうなるのか?
生きている私達にとっては、永遠の疑問と言えるかもしれないこの問題。
生きている間に答えを知ることはないですよね。
その死を、ヒプノセラピーで疑似体験することが出来ます。
ヒプノセラピーの前世療法では、前世を体験した後にその人生を終わらせて貰います。
そう、死ぬところまでいって貰うのです。
死ぬ場面では、クライアントさん達に、今から死んで行く気持ちを話して貰います。
するとほとんどの場合が、穏やかな気持ちでいます、落ち着いていますなどと答えられます。
時には、残して行く夫(妻)が可哀想ですと言う方もいますが、それもごく僅かだと思います。
そしてまれにですが、死にたくありませんという方がいます。
その場合には、心残りを思う存分話してもらいます。心残りがなくなると、死を受け入れることが出来るようです。
たくさんのセッションを通して感じるのは、死を迎えた時に人は、その死を自然に受け入れているのだなということです。
ほとんどの場合が穏やかにその時が来たと、受け入れているようです。
死んだ後、体から魂がスーッと離れていきます。
魂は死んだ自分の顔を見るのですが、皆さん穏やかな顔をしていることが多いようです。
そして、魂はどんどん進むべき方向へと進んで行きます。
クライアントさんの話は、不思議なことに共通しています。
カラダから離れた魂は、どんどん上へ上へと進んで行って、空を越えて雲を越えて、雲のずっと上の方にある場所に辿り着きます。
いわゆるここが、あの世と呼ばれる場所のようです。
中間生という言葉で表現されることもありますよね。
- 自由な気分
- 楽な感じ
- 苦しみから解放されている
- 軽くなる
- 何も感じない
- 平安
- 無
などが挙げられます。
そしていわゆるあの世で、今見て来た人生を振り返って貰います。
ここでのポイントは、冷静に振り返ることが出来るということです。
前世を体験しているときは、まさにその人生の中に入り込んでいるのですが(その時の感覚、感情がまざまざと蘇ることが多い)、死んだ後の世界では、驚くほど冷静に全てのことを振り返ることが出来るのです。
- その人生で分かったこと、気づいたことは何だったのか
- 何が出来て、何が出来なかったのか
- その人生で学んだことは何だったのか
- その人生の課題は何だったのか
- 今の人生とどういう関わりがあるのか
などが挙げられます。
セラピストの質問に答える形で、クライアントさんは、前世の意味や今の生の意味など、前世の自分から今の自分へのメッセージや、逆に今の自分から前世の自分へのメッセージなど、次々と語り始めて行きます。
前世療法の醍醐味は、実はここにあるのです。
ただ自分の前世を知るだけではない、本当に大切なことが死んだ後に分かると思うからです。
人によっては、今の人生の意味が分かったり、今の人生の役目に気が付いたり、今の自分に出来ることに気が付いたり、そのようなことがたくさん起こるからです。
死んだ後に分かることはたくさんあるようです。
そしてそのことを実感することで、今生きていることの奇跡に気が付くのかもしれません。
ヒプノセラピーを通して、”今生きている奇跡”を体感してみませんか。

ホーチミン在住のヒプノセラピスト。
ブログ sumie's room :http://sumiet.blog70.fc2.com
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