お風呂やサウナでの汗はデトックスになるか?プロが教える毒素排出の方法 (2/2)
水は、夏場の熱中症対策以外では、必要以上に摂り過ぎず、喉が渇いた時に飲むことが優良な摂取の仕方です。
さらに、水分を摂らないと便秘になると言われていますが、水は体内で必要な分しか使われず、余った分は尿や汗などで排出されます。
水は、日常生活で摂取する適量で、十分満たされるというわけです。
便秘に悩む人は、水分のことは捨てて、食生活などの別の要因を探るほうが賢明です。
人間を含む動物は、尿を催したら出す習性があるため、水を大量に飲んで多く排尿することを、特に意識する必要はありません。
自然に任せて排尿すれば、その際に不必要なものはデトックスされますので、心配要りません。
近年、発汗作用による健康向上が謳われています。
冒頭でも申し上げましたように、汗による毒素の排出作用の割合は、全体の3%です。
そして、尿のところでも申し上げましたが、毒素の排出量は一定のため、発汗によるデトックス効果は、残念ながら僅かだと言わざるを得ません。
加えて、汗の成分は、約99%が水、残りの1%は、塩類・タンパク質・尿素・尿酸・乳酸などで、毒素と呼ばれるもの自体も不明瞭です。
確かに、発汗した後は気持ちが良く、不要なものが体から出たような感じになります。
しかし、感覚的な部分が大きく左右しているため、その効果は曖昧です。

身体は、1日の間に出る自然な汗量で、十分機能します。
逆に、発汗を過剰に繰り返すと、汗腺が鍛えられ、汗かきになります。
夏場はアセモを誘発する原因になるため、ほどほどにしましょう。
発汗に掛ける時間があるならば、その分を運動や睡眠に回した方が、よほど健康的かもしれません。
汗をかかないと毒素が溜まるという都市伝説は、拭い去った良さそうですね。
今回のコラムが全てとは言い切れませんが、デトックスそのものが、イメージ的な大衆性が先行して、根拠のない状態で宙に浮いているのは確かです。
ただ、現時点であえて言えることは、快便(便秘解消)=デトックスだと、肝に銘じていただければ幸いです。
裏を返せば、「便秘は万病の元」と言われていますが、これは正しい理論でしょう。
重要なのは、エビデンス(科学的根拠)です。
美しく歳を重ねたいと思われる人は、是非今後もこのコラムをご覧下さい。
|
|
|
-
Facebook で CHECK♡
- Facebook でシェア
- Twitter でシェア
|
|
|


