タイ観光時のおすすめB級グルメ、タイヌードル!麺の種類・スープ・トッピングなど注文の仕方を紹介

執筆者: taeco 職業:タイ・バンコクアドバイザー
はじめに

今回は、数多くある麺料理の中から、代表的なタイのラーメン(以下「タイヌードル」と記す)について、ご紹介したいと思います。

 

タイ料理の1つ、タイヌードル

タイヌードルは、いくつかの屋台や食堂、フードコートやタイ料理レストランで提供されています。タイ料理レストランでは、メニューに載っていなくても、お願いすれば作って貰える場合もあります。


1杯あたりの値段は、屋台や食堂、フードコートで30バーツ~、タイ料理レストランで50バーツ~200バーツ程度でしょう。
タイならではの麺やスープ、ユニークな具材を味わうことのできる料理で、お店によって味も異なり、楽しいタイ料理の一つだと感じます。

麺の種類

タイヌードルの麺には、小麦粉から作られた中華麺の「バミー」とお米から作られた「クイッティアオ」の2種類があります。

「バミー」は、かん水が使われているため黄色で、日本のラーメンと近いです。

 

 

「クイッティアオ」は、透明色~白色です。ビーフンに似た、少しザラザラした触感のある極細麺の「センミー」、細麺の「センレック」、きし麺のような幅広麺の「センヤイ」、そして四角い平麺で、茹でると筒状に丸くなる太麺の「センクウェイチャッブ」の4種類があります。

 

「センヤイ」と「センクウェイチャッブ」は、プルプルした触感です。

 

 

スープ(汁)の種類

スープは、汁ありと汁なしから選ぶことが出来ます。

汁なしの時は「ヘーン(グ)」、汁ありの時は「ナーム」と言います。

 

 

汁ありは、お店によって取扱いが異なります。

澄んだ色で、あっさりとした味わいの「ナームサイ」、赤色で、辛さと酸味のある「トムヤム」、ピンク色で、紅腐乳を使った甘酸っぱい味わいの「イェンタフォー」、味やコクを出すためにお肉の血や内臓等を入れて作られた、赤黒色の「ナムトック」等があります。

 

 

トッピングの種類

トッピングには、ルークチン・プラー(魚のつみれ)、ルークチン・ヌア(肉団子)、ムーデーン(焼き豚)、ガイ(鶏肉)等、ムー(豚肉)、ギィアオ(ワンタン)、ルアッ・ムー(豚の血を固めたもの)等があります。

全種類食べたい場合は、「ピセー」と言えば良いようです。

トッピングだけ追加注文したり、持ち帰り用にして貰い、お酒のおつまみにするという人もいますね。
苦手なものがある場合は、「マイサイ○○○(○○は入れないで)」の表現を使うと良いでしょう。
自分で、4種類の調味料(粉唐辛子、唐辛子入りの酢、ナンプラー、砂糖)を使って、お好みの味に仕上げましょう。


 

おわりに

タイヌードルを注文する時は、お好みの「麺」と「スープ(汁)のある、なし」と「具(トッピング)」の3点を伝えます。

 

例えば、麺はセンレック、スープはあり、豚肉のトッピングにしたい時は、「センレック・ナーム・ムー」と言えば良いのです。

同じメニュー名でも、お店によって、出てくるタイヌードルは、様々です。

 

 

フードコートでは、番号を伝えれば良いですが、時々、麺やスープ、トッピングをどうするか聞かれますので、その時の参考になればと思います。


さくっとお手軽に楽しめるタイヌードル。

ぜひ、タイ旅行、タイ生活の中で体験し、お気に入りのタイヌードルを見付けていただけたらと思います。

 
 コラムニスト情報
taeco
性別:女性  |   職業:タイ・バンコクアドバイザー

2011年10月~、夫の転勤で、タイのバンコクで暮らしています。
「taecoのバンコク日記」http://ameblo.jp/ta-eco/や「Food Decoration/フード・デコレーション/แกะสลัก」http://fooddecoration.blog.fc2.com/ を執筆。

学生時代&社会人時代は、国際的な開発・環境問題について学び、フィールドワークを通した調査研究等していました。主に、自然環境の再生や創造、環境教育についてが専門です。美しい自然や限りある大切な資源を未来の世代にも継承していくため、今後も、何らかの形で、情報発信や活動に関わることが出来ればと思っています。