「入社したら自分の思っていた仕事と違った」。

これは多くの方が感じることだと思います。

就活中に自分が思い描いた仕事内容と、実際の仕事内容。

理想通りだったというケースはあまりないですよね。

自分の好きな仕事なら良いのですが、少し妥協している方がほとんどでしょう。

しかし、入社して3年・5年と経つと「本当にこれでいいの？」、と考える方も少なくありません。転職の二文字が浮かんでくることも、あるのではないでしょうか。

もし自分磨きを楽しみたい、自分らしく働きたいとお考えの方は、アパレル業界に転職をしてみませんか？

実は近年は転職し、アパレル販売員として活躍している方も少なくはないのです。

転職されてくる方の多くが元OL・元会社員という方々です。

当然他ブランドから転職してくる方も少なくありませんが、まったく別の業界から足を踏み入れてくるケースもあります。

販売員は基本的にサービス業・接客業のため、過去の経歴よりは現在の人間性・コミュニケーション力を重視しています。

そのため、明るく、自分らしく働きたい方が中途入社してくることが珍しくありません。

アパレル企業には未経験可・中途OKという所も多数あります。かつて筆者が勤めていた企業もそうですが、中途入社されてくる方が少なくありませんでした。

企業・ブランドによる違いこそありますが、特に女性が多く活躍している業界です。

実際に元OLからアパレルへ飛び込み、店長や店舗運営（SV）へとキャリアアップされた方もおられます。

また、基本はシフト制で多少融通が利きやすいため、寿退社して主婦になった方が、その後アパレルで正社員として働くケースもあります。

土日休みなどは少し制約がつくものの、一度辞めても働けると言うことは、場合によって大きなメリットとなるでしょう。

当然ながら店舗によって忙しさは違いますが、平日休みを大いに活用できる点が魅力です。

就職後結婚を理由に退社。その後子育てに専念し、落ち着いたところで販売員として正社員に。

そして数年後また主婦に戻る、という方もいます。

大手は育児休暇や福利厚生、現場に復帰できる制度が充実しているところもあります。

元々女性が多く活躍する業界のため、働きやすい土壌が整っています。

転職すると誰もが新入社員となるため、気を揉むのが上下関係でしょう。

これはどの業界にも共通して言えることですが、たとえ年下とは言え先輩です。

アパレルは少し上下関係に厳しい店舗もあれば、逆にフランクであまり気にしない店舗もあります。こればかりは当たり外れが大きいため一概には言えません。

基本は実力主義のため、先にキャリアアップを果たせる可能性も大いにあります。

あまり気にせず、今まで通り対応するのが良いでしょう。

中途採用時の面接対策は、特に難しくもありません。

面接時には自分らしい服装で挑み、履歴書と職務経歴書もしっかり書けば対策はばっちりです。

挙げるとすれば担当者とコミュニケーションを取るということですが、これも普段通り自然に振る舞えば問題ありません。

逆に意識しすぎたり、気を使いすぎることは避けましょう。

円滑なコミュニケーションが重要な仕事ですので、自然体が一番大切です。

転職を考え始めたら、自分に向いている仕事を考え始めると思います。

仕事内容、給料、待遇と、色々気にすべき点はありますが、もっとも重要なのは"イヤにならない"仕事を見つけることです。

アパレルも当然ながら向き不向きがあります。

転職理由が人付き合いに疲れた、などの場合、あまり向かないかもしれません。人付き合いが一番求められるからです。
一方、自分磨きをしたい、一度リタイアしたけど再度働きたい、という方はアパレルも候補となります。

レディース・メンズ・キッズ問わず女性が特に求められている業界です。

自分らしさを活かしたい方、もう一度働きたい方、販売員の仕事を検討してみてはいかがですか？