イタリア旅行やお土産にもおすすめ!絶品チョコレート祭りイベントまとめ (1/2)
老若男女、チョコが大好きなイタリア人。
夏季を除き、いつもイタリアのどこかでチョコレートの祭典が開催されています。
観光客がいっぱいの、大きな街でのチョコShow、地元の人がいっぱいの「チョコShow」。
規模も出店内容も色々で、それぞれ特徴あるチョコの祭典を楽しめます。
チョコ好きなあなたに、イタリア各地で開催されたチョコレートの祭典の様子を、ダイジェストでお伝えします。
ウンブリア州の州都・ペルージャはチョコレートの街としても有名です。
日本でも手に入る有名チョコレートメーカー各社が、本社を置いている地でもあります。
ペルージャのチョコの祭典は、その名も「ユーロチョコレート(Eurochocolate)」。
今年は20回目の記念の開催となりました。
メイン会場は中世の町並みが残る旧市街地の大通り。
道の両脇にスタンドが並びます。
世界各地からチョコShow目当ての観光客が訪れるペルージャチョコShowの特徴は、なんと言っても「地元重視」の出店。
ペルージャを拠点にする有名チョコレートメーカーがずらりと並ぶのはめったに見られない光景で、それぞれが趣向を凝らしたスタンドを用意しています。
チョコ関係のイベントもいっぱいな上、他地域からの出店、チョコを模したお土産品店、お得な割引を受けられるカードの販売など、内容も盛りだくさんです。
1日いても飽きない祭典になっています。
ペルージャのユーロチョコレートは、例年10月の中旬頃、約1週間に渡って開催されます(2015年は10月16日~25日開催予定)。
エミリアロマーニャ州の州都・ボローニャは、ヨーロッパ最古の大学を抱え、美食の街として有名です。
今年10回目となるボローニャの「チョコショウ(Cioccoshow)」は、旧市街地のど真ん中の広場が会場です。
スタンドはぐるっと広場を囲むように出店。
狭いスペースにぎゅぎゅっとまとまっているので、時間のロスなく沢山のスタンドを回れるようになっています。
ボローニャチョコショウの特徴は、バラエティに富んだ出店内容。
北はピエモンテ・南はシチリアまでと、イタリア各地の有名店のみならず、なんとベルギーからの出店もあります。
そして目立つのが「すぐ食べられる」系のスタンド。
ホットチョコレート、チョコ掛けワッフル、フルーツのチョコパフェなど、若者が多い街ならではのチョコ軽食メニューがずらり。
いつ行っても、チョコ軽食をつまみながらのスタンド巡りを楽しめます。
さらに、有名店のチョコ専門家から直接レッスンを受けられるコーナーも登場(要予約)。
テンパリングの技術や、子供向け教室などが開催されます。
チョコとは関係ないベルギー菓子、シチリア郷土菓子、カップケーキスタンドに加え、なぜか地ビールスタンドまで出ているボローニャの「チョコショウ」。
通常11月15日前後に開催されます。
カラブリア州北部の街、コセンツァでは「チョコフェスタ(Festa del cioccolato)」が開催されます。
今年12回目のチョコフェスタは、観光客向けと言うよりもコセンツァとその周辺の地元の人向けの小さなお祭りで、スタンドも渋いチョイスが光ります。
北カラブリア中の、有名店が勢ぞろい?と思われるほどの出店数を誇るコセンツァのチョコフェスタ。
カラブリア弁を話すお店の人と値段交渉をしたり、知らないお客さんから「これは美味しいよ!」なんてアドバイスをもらったり、市場みたいな雰囲気が楽しめます。
チョコの他に、カラブリア州のクリスマス時期のお菓子などを扱うスタンドが多数出店するのも大きな特徴で、チョコのついでに郷土菓子のつまみ食いなんてことも可能です。
開催期間が約3日と短いですが、 美味しい物好きなカラブリア人がわんさか訪れる祭典なので、グルメさんは必見です。
荷物はホテルにおいて、身軽な格好で行くことをお勧めします。
通例、10月下旬の週末に開催されます。
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2009年からイタリア在住。
司法事務所勤務の傍ら、カラブリア州大好き集団La Terra del Sole代表として日本-カラブリア州の架け橋となれるよう日々奮闘中。
ブログはこちら→http://vivacalabria.blog.fc2.com/
La Terra del Sole公式HP→http://www.laterradelsole.net/
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