きゅうりやトマト、オリーブオイルを使った「羊飼いのサラダ」の作り方レシピ
旬の味覚を大切にしているトルコの食卓。
それに直結しているパザル(市場)では、シーズンごとに並ぶ食材ががらりと変わります。
秋の食材の1つに、オリーブがあります。
今回は、オリーブの収穫と、オリーブオイルを使って作る「羊飼いのサラダ」を紹介しようと思います。
レシピ「羊飼いのサラダ」
オリーブオイルは、トルコ料理にもよく使いますが、今回はシンプルなサラダを紹介したいと思います。
トルコで定番のサラダ、チョバン・サラタス(羊飼いのサラダ)です。
- トマト :2個
- たまねぎ :1/2個
- きゅうり :1本
- ピーマン :1/2個
- イタリアンパセリ:3~4本
- レモン :1/2個
- 塩 :少々
- オリーブオイル :お好みで
- トマトと皮を剥いたキュウリをダイス状に切る。
- ピーマン、たまねぎ、イタリアンパセリをみじん切りにする。
- 1と2と塩を混ぜて、器に盛り付ける。
- レモンを上から搾り、オリーブオイルをかける。
10月~12月が、オリーブの実の収穫シーズン。
オリーブというと、スペインやイタリアのイメージが強いですが、トルコも世界4位の産出国です。また、オリーブ漬けはトルコの朝食には欠かせないですし、オリーブオイルもよく使います。
たわわに実がなったオリーブの木の下にシートを敷いて、熊手のような道具を使って、実を落としていきます。
収穫した実は、オリーブ漬けを作ったり、近くの工場に持って行って、オリーブオイルにして貰います。
庭のオリーブを収穫したり、パザル(市場)で買ってきたりして、一家の1年分のオリーブ漬けを、この時期にまとめて作ります。
家庭によりますが、大量のオリーブを仕込むので、かなりの大仕事です。
お母さん達だけでなく、子供達も手伝って、一家で作る家庭も少なくありません。
トルコでは、サラダにドレッシングを使うことがほとんどありません。
オリーブオイル、塩、レモン汁で作るシンプルなサラダは、飽きがこないし、野菜の美味しさがダイレクトに味わえると思います。
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トルコ地中海沿岸地方のアンタルヤで、アジア料理屋さん(EN Asian kitchen & Cafe)を経営しています。ブログは、『アクデニズ。http://akdeniz.exblog.jp/』トルコご飯を中心に更新中。
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