気分は航空機パイロット!国内エアラインのコールサイン・コードの命名ルール (2/2)

執筆者: 奥之園 誠 職業:航空アナリスト

空港のコードの決められ方

前章では航空会社のコードのお話をしましたが、実は全世界の空港についても、3文字、4文字のコードが割り当てされています。

航空会社と同じ、IATAとICAOで決められています。


まずICAOですが、全世界の空港を4文字のコードで割り振っています。

例えば、東京国際空港(羽田空港)はRJTT、成田国際空港はRJAA、大阪伊丹空港はRJOO、と言った具合になっています。4文字ではどこの空港か全く分からないですね。

 

一方IATAでは全世界の空港を、こちらは3文字で割り振っています。
東京国際空港(羽田)はHND、成田国際空港はNRT、大阪伊丹空港はOSK、どこと無く3文字でどこの空港か分かる感じもしますね。

さいごに

なかなかコールサインや航空会社のコード、空港のコードまでは一般の方には浸透していないと思います。
空港で手荷物に荷物タグをつけたまま行きかう人が見られますが、このエアラインコードや空港コードを知っている人は、荷物タグを見ただけで、その人がどの空港からどこの航空会社の何便で着たのかなどすぐに分かってしまうのです。

 

空港へ行く際には、注目してみてはいかがでしょうか。

 

 
 コラムニスト情報
奥之園 誠
性別:男性  |   職業:航空アナリスト

航空ブロガー、航空検定1級。

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