グアテマラコーヒー協会直伝、本場っぽい珈琲の入れ方!自宅やオフィスでも作れる「フレンチプレス」方式

執筆者: りーな 職業:グアテマラガイド・旅人
はじめに

缶コーヒーでお馴染みの「レインボーマウンテンコーヒー」は、グアテマラ全国コーヒー協会(ANACAFE)が認証を与えているコーヒーです。


この協会は、グアテマラコーヒーの管理・普及活動等を行っていると同時に、毎月様々なコーヒースクールを開催しています。

 

今回は、ANACAFE直伝の「自宅で飲める美味しいコーヒーのコツ」をご紹介します。


「Escuela de Café」=コーヒースクール

 

美味しいコーヒーを飲むために
コーヒーの粉は乾いた瓶かセラミック容器で保存する

コーヒーは香りが命です。

プラスチック容器で保存すると、コーヒーの粉が他の臭いを吸収してしまうので、絶対やめて!と言っていました。

また、粉の場合の保存期間は1か月が限度だそうです。

すぐに飲まない場合は豆のまま保存しましょう。

コーヒーメーカーはお酢で洗う

コーヒーメーカーについた香りや油は時々落とす必要があります。

お酢少量を水に混ぜて、コーヒーメーカーを動かして下さい。

1杯のコーヒーには10gのコーヒーと180mlのお湯(90-96度)

基本はこの分量ですが、好みや入れ方でコーヒーの量を加減すればいいそうです。

コーヒーは1時間で飲みきろう

美味しいコーヒーを飲みたければ、入れたてを飲むのがベストですが、職場ではポットに作り置きが多いと思います。しかし、1時間以上経過したコーヒーは「もうコーヒーではない」そうです。

早めに飲みましょう。

コーヒーの入れ方「フレンチプレス」

とても簡単なので、器具さえあれば、自宅やオフィスでも簡単にできます。

 

  1. コーヒー豆を挽き、その間にカフェプレスにお湯を入れて、器具を温める。
  2. カフェプレスが温まったら、お湯を捨て、粉を入れる。
  3. カフェプレスにゆっくりお湯を注ぐ。お湯の量は容器に半分まで。その際、ただお湯を入れるのではなく、円を描くようにしてコーヒーに均等にお湯がかかるように注ぐ。
  4. 45秒後、残りのお湯も円を描くように注ぐ。
  5. 3分経過後、浮いているコーヒーの粉をスプーンでゆっくりと沈める。
  6. 4分経過後、ゆっくりプレスする。

 

 

おわりに

グアテマラは、そのほぼ全土でコーヒーが栽培されていますが、ANACAFEはその地域を8つに分けており、その中の7か所の豆を選んでブレンドしたものが「レインボーマウンテン」です。

8か所の産地における標高の違い等が、コーヒーの香り、コクなどの違いを生んでいます。

 

ANACAFE講師に「日本ではレインボーマウンテンが有名だ」と伝えたところ、「これは自信を持って日本に輸出しているものだ」と笑顔で答えてくれました。

 
 コラムニスト情報
りーな
性別:女性  |   現在地:グアテマラ  |   職業:グアテマラガイド・旅人

これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。

 

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