妊娠生活の疲れ対策にも。お腹にいる赤ちゃん(胎児)への胎教効果と母体メリット -後編-

執筆者: 世野尾麻沙子
はじめに

中編では、胎児とのコミュニケーションの取り方についてお話ししました。


今回は、胎教の良さとその効果についてお伝えします。

 

胎児を感じることの良さ

胎児を感じるコミュニケーションの良いところは、胎児の気持ちを想像して感じることで、自分の心や体も感じられる点です。


妊娠中、赤ちゃんとお母さんは一心同体です。
お母さんのやりたいこと=胎児のやりたいこと、胎児のやりたいこと=お母さんのやりたいことです。
胎児のやりたいことをすると、自分の心と体に向き合い、自分を労わることに繋がります。

普段は、忙しさから、自分のことや自分の気持ちを我慢して無理している方。
妊娠中は、赤ちゃんとのコミュニケーションを通して、自分の心や体と対話してみましょう。
ストレス解消や、楽しくて気楽な生き方を見つける機会になるかもしれませんね。

 

 

妊婦を楽しめる

実際に、胎児とコミュニケーションし始めてから、妊娠をもっと楽しめるようになったと言う体験談をたくさんお聞きしています。

一例をあげてみましょう。

 

  • 悩むことが減った。
  • 楽しくなった。
  • 胎児が教えてくれるので、あれこれ悩まなくなった。
  • 赤ちゃんの存在をより強く感じるようになった。
  • 赤ちゃんがいつも一緒にいて、守ってくれている気がする。


今、妊娠している方は、軽い気持ちで胎児の気持ちを感じて、信じてあげましょう。

これは、もしかすると赤ちゃんからのメッセージかな、と思うと、お腹の中から「そうだよ」とサインをくれるかもしれませんね。

 

妊娠中に悩まない

胎教を楽しむことのメリットは、他にもあります。


妊娠中は、分からないことやお産の不安などもあるので、どうしても頭であれこれ考えて、悩みやすかったり不安になったりします。
しかし、お産の大変さなどは、その時になってみないと分かりません。
考えてみても仕方ないのです。

案ずるより産むがやすし、とはよく言ったものです。

不安になったり悩むんだりするよりも、胎児を感じている時間の方が、よほど心を落ち着かせてくれます。

 

1日の内に、数分でも数秒でもいいので、胎児を感じる時間を増やしましょう。
自分の心と体が落ち着く時間も増えてきます。

 

 

妊婦さんの心の平和のためにも、胎教は効果を発揮してくれると思います。

胎児とコミュニケーションするための1番の極意は、自分のやりたいことをして、自分のやりたくないことはしないことです。

おわりに

胎児とのコミュニケーションをテーマとしたシリーズ、いかがでしたか?

今日も、わがままで楽しい妊婦生活をお過ごし下さい。