世界にお勧めしたい、おしゃれで絶品な日本酒6選。フレンチと日本酒のマリアージュイベント紹介 (1/2)

執筆者: 小野アムスデン道子 職業:美食旅ライター
はじめに

海外でも人気が高まっている日本酒。

昨年の酒類の輸出金額は、現在の品目分類で比較が可能な昭和63年以降で過去最高です。

その中で、最も日本酒が多く、約105億で2割近く増えているそうです。


ロンドンで開催される世界最大規模の権威あるワイン・コンペティション「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」には、2007年から「SAKE部門」が設けられ、毎年世界にアピールする日本酒が選出されています。


そんな世界的な日本酒人気を受けて、6つの蔵元が日比谷にあるフレンチレストラン「日比谷パレス」で、フレンチと日本酒のマリアージュ・イベントを開催しました。

その中から、アペリティフと日本酒のマリアージュをご紹介します。

スパークリングやソフトは口当たりのアペリティフに合う日本酒が並ぶ

 

日本酒に惚れんこんだ南仏のミシュラン・シェフ

会場となった日比谷公園内にある「日比谷パレス」は、ミシュランの1ツ星を2009年から継続して獲得している南仏の「ラ・シャサニェット」のシェフ、アルマン・アルナル氏がグランシェフを務め、2012年に同様の開催がされたレストラン。

 

食材の素材感を大事にするアルナル氏は、野菜や海の幸を良く使う南仏料理には、日本酒がとても合うと惚れ込み、南仏の自分のお店でも日本酒をメニューに入れているそうです。


会場であるルーフトップにも、シャンデリアが輝く素敵なレストランです。

 

美しいシャンデリアの下でいただく日本酒にほろ酔い

 

泡立ちよいスパークリングから、女性向けの優しい日本酒まで

今回、フレンチと日本酒のマリアージュを提案した蔵元は、次の6社です。



それぞれに特徴のあるお酒をアペリティフに合わせて提案しました。

 

宮坂醸造の『やわらか純米55』

 

まず、宮坂醸造『やわらか純米55』は、「毎晩・ほろ酔いの酒」というコンセプトで、アルコール度数12度台の長野県産「美山錦」を使った純米酒。

柔らかで軽やかなお酒は、アペリティフと共に最初の一杯として飲みやすいです。

 

株式会社佐浦の『萩の白露』

株式会社佐浦の『萩の白露』もアルコール度数が、9度以上10度未満という低アルコールの純米酒。

甘みのある優しい味に、ラベルもとても可愛くてお洒落です。

 
 コラムニスト情報
小野アムスデン道子
性別:女性  |   職業:美食旅ライター


海外・国内旅行、グルメ・レストラン、スパ、ライフスタイルの専門家
ロンリープラネット日本語版(メディアファクトリー)編集マネジャーを経て、旅を楽しむライフスタイルの提案を様々なメディアで執筆。日本旅行作家協会会員。

 

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