駐車違反の取締ポイント!駐禁の範囲や矢印など、駐車禁止標識の読み方 -基本編-

執筆者: 松木和哉 職業:駐禁ライター
駐車違反「駐車禁止」を防ぐ駐車禁止標識の見方

 

こんにちは、駐禁ライターの松木和哉です。

 

みなさんは、駐車違反で捕まったことはありますか?

実は、日本全国で年間200万人のドライバーが、駐禁の取り締まりを受けているのです。


駐禁で捕まらないためには、駐車禁止の場所に停めないようにしましょう。

その道路が駐車禁止かどうかを教えてくれるのが「駐車禁止標識」です。

 

まずは「駐車禁止標識」の読解方法をマスターして、駐車違反の罰金とサヨナラしましょう。 

 

駐車禁止標識は2種類しかない

駐車禁止標識は2種類だけです。

上のイラストが「駐車禁止標識」で、下が「駐停車禁止標識」です。

 

 

違いは1つ。停車してもいいかどうかです。

「駐車禁止標識」のある道路では停車しても構いません。

どのくらいの時間が停車なのかは特に決まっていませんので、警察官や駐車監視員に「移動してください」と警告されたら移動すれば大丈夫です。


一方、「駐停車禁止標識」のある道路では、停車しただけで違反になります。

警察官も「移動してください」などという警告はしてくれません。いきなり取り締まりです。

違反点数や違反金も「駐車禁止」違反だと2点の15,000円ですが、「駐停車禁止」違反だと3点の18,000円になってしまいます。

 

「駐停車禁止」違反は何が何でも避けたいところです。

 

標識には「本標識」と「補助標識」がある

それでは、標識読解の実践編に入りましょう。

まず、標識には「本標識」と「補助標識」があります。

 

 

こちらの丸い標識が本標識です。

 


こちらの四角い標識が補助標識です。
本標識の内容は先ほど解説した通りです。

 

補助標識とは?

補助標識とは、本標識について捕捉説明をする役割があります。

標識の読解のコツはこの補助標識の内容をしっかり把握することです。

 

特に、本標識が2つ以上ある標識を「複合標識」といいますが、補助標識の内容をしっかり整理して読解する必要があります。

ここを慎重にやらないと命とりです。

複合標識は時間帯と区間に注目する

まずは、下の複合標識を見て下さい。

 

 

「駐停車禁止標識」から順番に見ていきましょう。

 

 

「駐停車禁止標識」のすぐ下には右矢印「→」の補助標識がありますね。

この矢印の補助標識は区間を表わしています。

右矢印「→」は「はじまり」で、左矢印「←」は「おわり」です。

 

つまり、この「駐停車禁止標識」のある所から、駐停車禁止が始まることが分かります。

 

ダブルの補助標識!?

 

ところが、右矢印「→」の補助標識の下にさらに補助標識があります。

これはなかなか手ごわいですね。少し複雑なパターンです。

「人の乗降を除く」というのは、基本的に停車してはいけないのですが、人の迎えなどで乗り降りするのは大丈夫だということです。

 

例えば、タクシーの営業は差し支えないということになります。

「日曜・休日を除く」は、文字通り日曜日・祝祭日は駐停車禁止にはならないということです。

つまり、月曜日から土曜日の平日だけが対象になります。

「7.30-9.30」には「を除く」がないので、午前7時30分から午前9時30分の間だけ駐停車禁止になることを意味しています。裏を返せば、午前7時30分から午前9時30分以外は駐停車禁止にはならないという意味もあるのです。

そして、一番下に左矢印「←」があります。

この「←」は「人の乗降を除く」、「日曜・休日を除く」、「7.30-9.30」の3つ全てにかかっており、この標識があるところまでで終了することを示しているのです。

 

駐停車禁止の下に、駐車禁止標識があるパターン

 

上の画像を見て下さい。

駐停車禁止の標識の下には駐車禁止標識があります。

この駐車禁止標識には時間等の制限はないので、24時間365日駐車禁止のエリアがここまでで終了する(左矢印「←」)ことが分かります。

ここで「おや?」と思った方。

駐停車禁止が午前7時30分から午前9時30分までだから、駐車禁止の時間と被りますよね。

では、どちらを優先させるのでしょうか。

 

そうです。このような場合には、罰則が重い方の違反を優先させます。

つまり、駐停車禁止違反が適用されるのです。

駐車禁止標識の読み方は分かりましたでしょうか

駐禁の標識、簡単そうで難しいですよね。

しかし法則さえマスターすれば、どんな複雑な標識でも読解することができます。

 コラムニスト情報
松木和哉
性別:男性  |   職業:駐禁ライター

2006(平成18)年6月、駐車監視員制度導入時のスターティング・メンバーです。銀座・渋谷といった全国屈指の駐禁激戦区を担当し、6年間で10,000枚を越える確認標章(黄色い駐禁ステッカー)を貼り付けてきました。酔っ払い、ヤクザ、モンスタードライバーを相手にくぐりぬけてきた修羅場は数えきれません。

2008年2月には、1日の取り締まり40件という日本記録を達成。「カリスマ駐車監視員」と呼ばれるようになりました。

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『駐車監視員は見た!』(太田出版)

『誰も教えてくれない駐禁ルールの常識30』(Kindle本)

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