ポッコリお腹を凹ませる、らくらくエクササイズ「ドローイン」の正しいやり方
こんにちは、ヨガインストラクター・ダイエットコーチの塩澤マコです。
ヨガのクラスやダイエット指導の中で、皆さんが抱える1番多い悩み。
それは「加齢と共にお腹周りが太ってきた」です。
お腹周りに脂肪が付かないよう、毎日していることがあります。
それは、キツイ腹筋運動ではありません。
道具も場所もなくてもできる、お腹を凹ませる方法です。
若い頃は細かった、と言うのはよく聞く台詞ですね。
年齢を重ねるごとに太りやすくなる原因の1つが、基礎代謝の低下。
じっとしている間の消費カロリーが少なくなると言うことです。
若い頃と同じ食事をする=摂取カロリーは変わらない。
基礎代謝が下がる=消費カロリーは減る。
その結果、若い頃よりも太りやすくなります。
お腹周りが特に出てくる理由には、脂肪が蓄積していること以外に、筋力の低下があります。
低下したお腹周りの筋力を鍛えて、ウエストをスッキリさせる「ドローイン(draw-in)」は、腰痛予防にも効果がありますよ。
英語のdraw inには「吸い込む」という意味があります。
例1:draw in a breath= 息を吸い込む
例2:draw in air=空気を吸い込む
つまり、息を吸い込んでお腹を凹ませることを、ドローインといいます。
お腹周りには、腹横筋、腹斜筋、腹直筋、脊柱起立筋、腸腰筋など、たくさんの大きな筋肉があります。
ドローインによってこれらの筋肉を鍛えると、基礎代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすい身体、ダイエットに成功しやすい身体を作ることができます。
早速、試してみましょう。
- 姿勢よく立ちます(座ったままでもOK)。
- お腹を膨らませながら、息を深く吸います。肩が上がらないよう注意。
- 息を溜めて(ヨガのクンバクのポーズ=息を止めること)身体中に酸素を送り込みます。
- お腹を凹ませながら息を吐きます。
- お尻の穴をしっかりと締めて、おへそが奥に入っていくようなイメージでお腹全体を凹ませる。お腹を最も凹ませた状態で30秒キープ。
- 手をお腹に当てて、しっかりと凹んだ状態を維持出来ているか確認しながら、息を止めずに30秒。この時は胸式呼吸になります(胸式呼吸は代謝を上げる作用があります)。
コアトレーニング(体幹トレーニング)の基本として行われてきたドローインは、いつでもどこでもできるエクササイズ。
代謝の下がるアラフォー・アラフィフ世代には、特にお勧めです。
お腹周りの筋肉は自然のコルセットとも呼ばれ、しっかりと鍛えることによって腰痛軽減、腰の怪我、故障予防にも効果的。
身体の中心(コア)を鍛えることにより、美しい姿勢を保てる効果もあります。
もう年だからと諦める必要はありません。
できることを、正しく毎日少しずつ行うことで、美しく健康的な40代・50代になりましょう。
更に、それ以降も美しさを維持していくことは、難しいことではありません。
ドローインは1日3回、食事前が効果的。
一緒に実行していきましょう。
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兵庫県でヨガインストラクター・ダイエットコーチ・英会話講師をしています。現在50歳 Age is only a number.(年齢はただの数字)をモットーに、健康的に美しく年齢を重ねる生き方を提案しています。
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