女性の一人暮らしレシピ!プロ直伝「鶏とたっぷりきのこの一人鍋」作り方
こんにちは、フードコーディネーターの佐藤恵美です。
以前、周りの女性に、夜遅く帰った時に作る料理のアンケートをしたことがあります。
共通した答えは、ヘルシーで、10~15分位で完成する簡単なもの。
中でも2人に1人ぐらいの割合で「1人鍋を作る」と言う答えをもらいました。
私は、その回答が少し意外でした。
正直な話、1人鍋は少し淋しい感じがすると思っていたからです。
彼女たち曰く、ザクザクと大振りに切った(手でちぎったり)食材を放り込み、沸騰して数分で食べられる鍋料理は、簡単でラク。
加熱することで量が減り、たくさん野菜を食べられるし体が温まる。
しかも、洗い物は鍋だけで済むのも魅力、と言うことでした。
1人鍋は、むしろ1人暮らしの女性を応援する料理だったのですね。
頑張る女性達に、夜食べても優しいお勧めの鍋レシピをご紹介します。
ヘルシーで栄養バランスの良いお鍋です。
具材
- 鶏もも肉:200g
- まいたけ:1/2パック
- エリンギ :2本
- 春菊:1/2束
出汁
- 鶏がらスープ:2カップ
- 酒:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1
- みりん:小さじ1
- 塩:少々
- きのこは石づきを取り、食べやすい大きさにほぐす
- 鍋に鶏がらスープと調味料を入れ、沸騰したら全ての具材を加え、蓋をして約3分煮込めば完成。
ポイントは、きのこから出る美味しい出汁。
比較的安価で食物繊維が豊富なきのこ類は、1人暮らしの女性には嬉しい食材です。
少しアレンジすると、また違った美味しさになります。
レンコンに含まれる成分のタンニンは、咳止めやのどの炎症に効くと言われています。
ちょっと風邪気味かなと思った時は、スープにレンコンを擦りおろして入れるのがお勧め。
鶏がらスープに水溶き片栗粉(水と片栗粉=1:1)を入れてとろみをつけます。
とろみがついたスープは冷めにくく、とても体が温まります。
スープを沸騰させる手前で入れてみて下さい。
さっと湯がいた素麺を器に入れ、熱々のスープを注ぎ入れます。
お好みで、生姜や青ネギを加えたり、少しラー油を垂らしても美味。
お鍋が少し余った時の、翌朝のご飯などにもお勧めです。
どんなに簡単でも、手作りした夕飯を食べると満足感が得られますね。
自分に丁寧なことをしてあげられた、と思えるものです。
食べ終わる頃には、心も体も温まるはず。
しっかりご飯食べて、毎日のお仕事を頑張りましょう。
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フードコーディネーター。スタイリスト。
大手料理教室での料理とパンの講師経験後、
祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し独立。
企業の雑誌やWebなどのレシピ開発、フードスタイリング、都内での料理教室などで活動中。
「30代になったからこそ覚えたい手料理」
をテーマに、ちょっと贅沢で簡単なおしゃれなレシピが得意。
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