高度経済成長期の生活文化から見る、昭和の可愛いレトロ雑貨まとめ (2/2)

執筆者: ヒノマル モンキィ オダ

日本人の体形や生活スペースに合わせたコンパクトなサイズだから、と言う単純な理由もあるでしょう。
しかし、それだけではないと思います。

欧米の物に負けじと、カラフルな色使いで花柄を散りばめポップに仕上げたものの、隠し切れないぎこちなさが残っています。
慣れないフォークとナイフで肉を切っている様子に似た、今一つ垢抜けない感じなのです。
 

「これ君が喜ぶと思って」とプレゼントを渡すのではなく、「すみません、こんなつまらない物」と言って渡す日本人が、頑張って作ったポップさ。

そんなことを感じさせるのです。

 

おわりに

これからも、カラフルでポップ、チープな魅力あふれる昭和レトロ雑貨を紹介したいと思っています。

のんびり過ごす一時に、昭和の雰囲気を感じで下さいね。

 
 コラムニスト情報
ヒノマル モンキィ オダ
性別:男性  |  

昭和のレトロな雑貨のお店「ヒノマルマート」店主です。

ヒノマルマート-昭和の雑貨と古着のお店
http://hinomaru.shop-pro.jp/

 

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