レストランで品良く見せる食事中のテーブルマナー、立ち振る舞いのポイント
こんにちは、メイク・立ち居振る舞い&マナーコンサルタントの松井千恵美です。
礼儀正しさ、気配り、品を身に付ける「世界に誇れるマナー」を習得する、桜箏(さくらこと)スクールを主催しています。
テーブルマナーは、食事の席で、他人に不快感を与えないためのもの。
形式的なマナーにとらわれて楽しめないのはいけませんが、マナーを知っておくと、お店側から「マナーを心得ているお客様」として丁寧に扱われますよ。
ここでは、基本のテーブルマナーをお伝えします。
レストラン入店時のマナーから見ていきましょう。
レストランでは、大きなバッグやコートはクロークに預けます。
必要な物は、小さなバッグに入れて、自分の椅子の背に置きます。
カップルでレストランに入る時、案内役が付いた場合は、その後に女性、男性が続きます。
これは、一時的にエスコート役を譲る意味からです。
案内役がいなければ、男性がエスコートします。
椅子に座る時は、左から入り左から出ます。
右から入っても間違いという訳ではありませんが、大勢の場合に、隣同士がぶつからないための慣習です。
注文から食事中のマナーを見ていきます。
最初にアペリティフ(食前酒)を勧められますが、無理に頼む必要はありません。
「結構です」と応えても大丈夫です。
メニューを見てもよく分からない時は、お店の方に、気兼ねなく料理について聞いてみましょう。
プロは、聞かれると嬉しいものです。
詳しく教えてくれますし、場が和みます。
また、食べれない食材も伝えておくと、きちんと対応してくれます。
ナプキンは、食事中に衣服を汚さないため、汚れた口元や指先を拭くための物です。
二つ折にし、折り山を手前にして、膝の上に広げましょう。
フォークとナイフが複数用意されている時は、それぞれ外側から順に使っていきます。
パンは一口大にちぎって食べましょう。
ワイングラスは、ワインが体温で温まらないようグラスの脚を持ちます。
注がれる時、グラスは持ち上げません。
食事中は、口の中に食べ物が入ったままお喋りしたり、盛り上がって声が大きくならないようにします。
常に、お店や他のお客様に迷惑がかからないよう配慮した言動を心掛けましょう。
食後のコーヒーとプティ・フールが別室で出されると時は、そこで食後の余韻を楽しんで歓談します。
レストランでの食事では、身だしなみやメイクも大切になってきます。
メイクは、品の良いメイクを心掛けましょう。
明るく華やかに見せるには、目元とTゾーンにワントーン明るめのコンシーラーを使用。
目の周りがくすんでいると、疲れた印象になってしまいます。
そしてフェイスパウダーで全体を仕上げましょう。
チークは、笑った時に最も高くなる所に入れます。
食事の時に、落ちにくい口紅の塗り方を2つご紹介します。
1.
口紅の色に近いリップライナーで唇全体を塗りつぶし、その上から口紅を軽くのせます。
これで軽い食事くらいでは取れません。
2.
口紅を塗り、軽く全体をティシュオフ。
そしてフェイスパウダーを軽くのせ、再度、口紅を重ね塗りします。
これで落ちにくくなります。
グラスやカップに口紅が付いているのは、一番見苦しいこと。
それを避けるには、最後にティシュを軽く唇に挟んで、上下の唇に付いた余分な口紅を取ります。
口紅がベタッと付いたままのグラスやカップは、女性の美しさを半減させます。
慣れれば決して難しいことではありません。
品格のあるテーブルマナーと社交メイクを身につけた、エレガントな女性でいましょう。
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礼儀正しさ、気配り、品を身に付ける「世界に誇れるマナー」習得の松井千恵美
http://profile.ne.jp/pf/sakurakoto-chiemi
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