急な入院・高い医療費でお金がピンチ!自己負担額を抑える「高額療養費制度」の仕組み (2/2)

執筆者: HRプラス社会保険労務士法人

医療費の自己負担限度額の改正

2015年1月から、医療費の自己負担限度額が見直されることになりました。
所得の区分が3段階から5段階に変更になりますので、併せて押さえておきたいと思います。

なお、70歳以上の方に変更はありません。

 

所得区分 1月あたり自己負担限度額 多数該当の場合


この見直しによって、年収約770万円以上の人は自己負担額が増え、年収約370万円以下の人は負担が軽減されることになります。

おわりに

急な病気のとき、貯蓄がない、医療保険に入っていないと慌てずに、この制度を思い出していただければ幸いです。

病気や入院はしないことが一番ですが、いざという時に慌てないよう、利用できる制度は知っておくと安心ですね。

 
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