周囲の男女を見ていて、「いい人なのになんで恋人がいないんだろう？」「スポーツをしている男性はやっぱりモテるよね」と、あなたなりに異性ウケする理想像について考えたことはありませんか？

モテる男女とはいえば、まず「ルックスがいい」という条件が挙がりますが、心理学においても美男美女はモテるように出来ているそう。

人が「あの人モテるだろうな」と思うのには、心理学的にも意味があるということです。

今回はそんな心理学で見るモテ傾向と、その分析結果についてまとめてみました。

人は美しいものを好む傾向にあります。それは恋愛にも同じことが当てはまります。

すなわち、美男美女がモテるのは当然の結果と言えそう。

ただし、美男美女がモテる理由はそれだけではありません。
というのも人は恋をすると、相手のことをできるだけ知りたいと思いますよね。

「趣味は？」「休日の過ごし方は？」という質問から始まって、デートをしながら相手との距離をできるだけ測ろうとします。

ですが、この時、相手に対するイメージが中身と異なるケースが少なくないものです。

例えば大人しそうに見えて、実はスポーツ万能だったり。

体格がすごくいいのに、手先はすごく器用だったり。

いわゆるギャップ萌えが、相手の魅力として早変わりするというわけです。

美男美女はルックスだけで好印象なので、それだけで見た目と中身のイメージにギャップが生まれやすいもの。

つまり、どんな中身を持っていても、それだけで魅力になりやすいということです。

生まれ持った顔を変えることはなかなか難しいですが、自分の新たなイメージを作ることはできるはず。

あなたもこれまでインドアの趣味ばかりを持っていたなら、アウトドアの趣味を積極的に持ってみてはいかがでしょうか。

スポーツができるという男女はそれだけで活発的なイメージを与えられるので、異性受けもバッチリなはずです。

それにしても、どうしてスポーツをしている人は、モテるイメージがあるのでしょうか。

どうやらそのワケには、いくつかの心理学要因が関係しているようです。

まずひとつに、生物学的、強い子孫を残すための動物的本能という理由です。

繁殖期のアザラシもオス同士が競争し、最後に勝ち残ったオスが周囲のメスを独り占めして、ハーレムを作るのだそう。

このような無意識的本能が人間の男女にも密かに植え付けられているので、女性が強い男性を求めるのは自然なことと言えるのかもしれません。

もうひとつは、スポーツが記録を作ったり、勝敗を決める競技であるため、見ている側に応援するという心理が働くという理由です。

どういうことかというと、味方に応援するという行為は、一種の援助行動と言われています。

つまり、子供を産み育てる女性は、特にこの援助行動にまつわる気持ちが強い傾向にあるそう。

ただでさえ、応援は相手のことが好きでなければ出来ないことです。

密かでも応援をしていることで、相手への好意に変わることは、芸能界やスポーツ業界を見ていても想像するのに難しくないかもしれません。

世間的にモテる男女というのは、心理学においてもモテるということが分かりましたね。

裏を返せばこれらの心理テクニックを押さえておけば、今よりもモテ力が上がる可能性があるということ。

少しでも魅力的な異性になるために、今日から自分を変える努力をしてみてはいかがでしょうか。