旅行中のエチケット!日本人があまり知らない海外のマナー・ルールまとめ
海外旅行に出かけるとき、その国の習慣が分からず、何の悪気もなくやっていることが相手の機嫌を損ねてしまうことがあります。
また、逆に笑われてしまったりと、国が違えば全く生活習慣や考え方が違うのは当たり前。
今回は、あまり知られていない海外習慣の違いについてご紹介いたします。
南米アルゼンチンでは、ハサミやナイフなどの刃物類を人に渡す時、直接手渡しをしてはいけません。
テーブルの上にいったん置いてから相手に渡します。
刃物を手渡しすることは、ケンカを売っていると思われてしまいます。
トラブルに発展することもあるので気をつけたいですね。
ちなみにこの習慣はトルコでも同じだそうです。
日本では、トイレに入る時に、中に誰か入っているかどうかを確かめるためにはドアをノックします。
しかし、ドアをノックするという習慣は欧米にはなく、ノックは、「今から入るぞ」という合図の意味。
ですから欧米の人たちは、トイレに入る時には直接ドアノブを回します。
うっかり鍵をかけるのを忘れると、見られてしまうこともあるかもしれません。
中東などイスラムの国の女性は、頭からスカーフを被っておりますが、とても美しい女性も多く、つい写真を撮ってしまいそうになしがち。
イスラムの女性は、髪の毛は神聖なるものということで隠しているわけで、既婚者でご主人が側にいる時にうっかり写真を撮ったりすると大事に発展することもあります。
撮影をするときには、必ず一言写真を撮ってもよいかどうかを聞いて確認しましょう。
アラブなどの中東諸国では、レストランなどでの食事中に手を洗いに席を立つのは「ごちそうさま」の意味。
ソースなどで手が汚れた場合は、ナプキンで拭くように心がけましょう。
ドイツでは、食事の際に出てくるジャガイモをナイフで切ってはいけないというマナーがあります。
一口で食べるか、フォークの背でつぶしてソースとからめて食べます。
理由は分かりませんが、古くからドイツに伝わる習慣です。
またパンにバターを塗ってハムやチーズを挟んだら、手で食べるのではなく、お皿の上でそのパンごとナイフで切ってフォークで食べるのが常識です。
パンに歯型が残るというのは見た目にも美しくないですね。
日本とはまったく違う文化、価値観を持つ他国ですから、自分のためにも、事前にマナーやエチケットを勉強しておきましょう。
次回は第二弾をお届けいたします。
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