身体をデトックスする週末プチ断食。初級者から上級者向けのやり方 (2/2)

執筆者: InnerHarmonyNutr 職業:ホリスティック栄養士/エネルギーワーカー/翻訳業

なお、フィルターを介していない水道水は避けましょう。


 

断食の好転反応

断食中は、体から毒素を排出する段階で、好転反応と言われる一時的な症状が出る場合があります。


症状としては、頭痛、腰痛、吐き気、吹き出物、喉やリンパ腺の腫れ、寒気、体臭や口臭の悪化、めまい、肩こり、風邪のような症状など、人によって様々です。

 

好転反応は、体に毒素や老廃物が溜まっている人ほど強く出ますが、このような症状は長く続きませんので心配は無用です。

 

注意事項

断食を土日の両日行う場合、1日は水だけ、もう1日はグリーンジュースまたはスムージーだけと組み合わせてもOK。

いずれにしても、下記の注意事項をしっかりと確認してから取り組んで下さいね。

 

  • 断食の前日は暴飲暴食を避け、こってりとした料理は控える。
  • スムージーをいきなり大量に飲むと、繊維が多過ぎて便秘になる場合があるので、日頃からスムージーを普段の食事に取り入れ、繊維の多い食生活を心掛ける。
  • 甘い果物は血糖値が急上昇するので避ける。
  • 断食の次の日は、消化の良いスープ、甘酒、葛湯、味噌汁などの汁物や果物などから始め、次におかゆやおじや、うどん、野菜の煮物、サラダなどに移行し、徐々に普通食に戻すようにする。
  • 断食直後、お肉などの消化に負担のかかる物を食べるのは避ける。

 

なお、断食は妊娠・授乳中の女性、お子様、高齢者にはお勧めできません。

また何らかの病気を患っている方は、医師に相談してから行って下さい。

 

おわりに

食べ過ぎなどで、何となく体調の優れない方もいらっしゃると思います。

断食をうまく取り入れ、ぜひ体を労わってあげて下さいね。

 
 コラムニスト情報
InnerHarmonyNutr
性別:女性  |   職業:ホリスティック栄養士/エネルギーワーカー/翻訳業

本業の飜訳をするかたわら、ホリスティック栄養士/エネルギーワーカーとして、スピリチュアル性を重視しながら健康の改善と維持を目指すためのお手伝いをさせていただいています。特に、糖尿病の予防と改善、健康的な体重維持のサポートに力を入れています。2014年からはほぼ不食でも生きられるようになりましたが、ときには食を楽しむことを選択し、2つのブログではヘルシーなグルテンフリーのゆるべじレシピの紹介や、健康情報を発信しています。現在、『グルテンフリーガイド』のキンドル版をアマゾンで発売中です。

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