台所の棚を整理整頓!100均と無印良品を利用した、キッチンパントリー収納のコツ (1/2)

執筆者: 久保貴美 職業:インテリアコーディネーター
はじめに

こんにちは、インテリアコーディネーターの久保貴美です。

 

家で過ごす時間を心地よいものとするために、インテリアを素敵に整えることは大きなポイントですが、家を綺麗に掃除したり、収納をスッキリさせることも居心地のよい暮らしに欠かせないことです。


しかし、収納に関しては苦手意識を持っていっらしゃる女性が多いのも事実。

かくいう私も、収納に関してはそんなに得意なほうではありません。

 

収納は「左脳的」である

最近気づいたことがあります。

それは、収納は「左脳的」であるということ。

 

インテリアコーディネートは、論理で考えることもありますが、どちらかというと感覚優先で、「素敵」とか「オシャレ」を大切にしますね。

 

しかし収納でまず優先させるべきことは、以下の2点です。

 

  • スッキリ
  • 効率的

 

ですので、「オシャレ!」とか「可愛い」というような感覚は脇に置き、自分が会社で事務処理をしている時のような脳の使い方にしてみると、うまくいくことが多いように思います。

 

一例として、キッチンパントリーの収納例をご紹介いたします。

 

パントリー収納のポイント
整理前(BEFORE)

 

 

一応ざっくりとカゴに分けて収納していますが、それ以外の棚がゴチャゴチャしています。

同じ種類のものがバラバラに収納されているのも、ストレスですね。

 

整理後(AFTER)


引出しでより細かく分類、ファイルボックスで見せない収納を投入し、幾分かスッキリさせることができました。


以下、パントリーを整理するためのポイントのまとめてみました。


 

必要に応じて棚板を追加する

パントリーには、もともと棚板がついていることが多いと思いますが、もし空間が余っているようであれば、棚板を追加することをお勧めします。

 

ホームセンターなどでサイズを指定して、板を切って貰う、またはサイズ自在の収納板などを使用すると安心です。

1枚追加して、収納力がアップしました。


普段あまり使わないものは、一番上や一番下に置く

これはみなさんご想像できると思いますが、よく使うものは背伸びしたり、しゃがんだりしなくてもいい位置にあるといいですね。

 

食料品は、種類ごとにカゴに分けて入れる

100均などで売っているカゴを使って「お茶」「乾物」「粉類」「砂糖・塩」など、ざっくり種類ごとに分けて入れてみましょう。


ストック量が分かり、探しやすいですね。


細かいものは引出しを活用する

カゴで分類しきれない細かいものは、浅めの引出しを使うと便利です。

上下に重ねることによって、空間も有効に使えますね。


中の見えないファイルボックスも活用する

中身の見えない収納は、スッキリ見せることができて便利です。

ラベルを貼ると中身が分かって迷うこともありません。

 
 コラムニスト情報
久保貴美
性別:女性  |   職業:インテリアコーディネーター

「もっと気軽にインテリアを楽しもう!」をモットーに、
フリーのインテリアコーディネーターとして活動しています。
企業に属していないのでメーカーにしばられず、ご希望やご予算に
合わせて、イケアなどのインテリアショップやネットショップなど
フレキシブルなご提案をさせていただいております。

「インテリアメールコンサル&コーディネート」ではメールでのやりとり
でもご提案しております。

プライベートでは2児の母として奮闘中!(6歳女の子&2歳男の子)

*ブログ・・・http://ameblo.jp/slowday/
*ホームページ・・・http://www.inspi.biz/


【経歴】
神戸市外国語大学在学中にイギリスに留学し、アート&デザインを学ぶ。

卒業後、家業の工務店を手伝いながら、「大阪ガスインテリアデザインスクール」にて、インテリアコーディネートの基礎知識を学ぶ。

ハウスメーカーで設計アシスタントをしながら、2001年にインテリアコーディネーター資格を取得。

その後、マンションの専属インテリアコーディネーターを経て、不動産会社に入社。個人邸やマンション・戸建モデルルームのコーディネート業務、インテリア関連の企画を担当する。

2009年11月、フリーのインテリアコーディネーターとなる。