縁起の良い京都の和菓子たち。宝石のような可愛い和スイーツ9選 (1/2)

執筆者: 小倉 夢桜-Yume- 職業:和菓子ライフデザイナー・和菓子ライター
はじめに

こんにちは、和菓子ライフデザイナーの小倉 夢桜-Yume-です。


京都の迎春に見かける和菓子は、和菓子屋にとっては1年で最も重要な年中行事の為、とても華やかなお菓子が店先に並びます。


今回は、皆様にとって素晴らしい1年となりますようにという気持ちを込めて、京都の新年のお菓子たちをご紹介させて頂きます。

 

 

花びら餅

京都の新年を祝う『祝い菓子』として先ず思い出されるのが、こちらのお菓子です。


『花びら餅』とは、京都のお雑煮に見立てた白味噌入りのあんと、甘く煮た牛蒡を柔らかいお餅で包んだお菓子です。

 

 

その由来は

その花びら餅は、平安時代の宮中・新年行事『歯固めの儀式』に由来するものです。
『歯固めの儀式』とは、元日から三日まで、餅、押鮎、猪、大根などの硬い食べ物を食べて長寿を願うというものです。

 

後に簡素化されて押鮎は牛蒡になり、お雑煮に見立てた白味噌餡をお餅で包むようになったそうです。
今でも京都では、『花びら餅』は新年には欠かす事のできない大切なお菓子として販売されています。

賀正菓子

新年には松、竹、梅をはじめ、鶴などの縁起の良いものを題材にしたお菓子が作られます。


その華やかなお菓子からは、新年というものをとても大切にしている京都のみならず、日本の想いが伝わってきます。
縁起の良い数々のお菓子たちのご紹介です。

 

若松

松を題材にしたお菓子です。

昔から松は、神様が依り憑く憑代(よりしろ)として、神聖でおめでたい木とされてきました。

 

 

ねじ梅

『百花の魁(さきがけ)』と言われる梅。

厳しい寒さの中、真っ先に咲き、春の訪れを告げてくれる花であることから、そう呼ばれています。

 

 

丹頂(タンチョウ)

縁起が良いとされる丹頂鶴を題材にしたお菓子です。


古来から、めでたいことの起こる前兆とされてきた瑞鳥。
その瑞鳥は鶴や鳳凰とされています。

 

 

初日の出

 コラムニスト情報
小倉 夢桜-Yume-
性別:男性  |   職業:和菓子ライフデザイナー・和菓子ライター

京都五感処・京都Loversフォーラム代表。
『今だけ』『ここだけ』『あなただけ』をコンセプトにオフィシャルホームページ『きょうの「和菓子の玉手箱」』で京都の素敵な和菓子たちの世界を毎日お届け。
この2年間に自身が食べた和菓子の数は1000個を優に超える。

数々の和菓子を見て、食べて感じた経験を活かして、現在は和菓子関連のテレビ制作に協力。

みなさんに和菓子の素晴らしさを伝えて、より身近に感じていただけるような活動を目指しています。

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