癒し効果バツグン!天才作曲家モーツァルトの歴史と、おすすめクラシック曲 (1/2)
こんにちは。ピアニストの小川瞳です。
モーツァルトと言えば、皆さん馴染み深い曲が多いと思います。
近年では胎教に良いと言われ、お腹の中の赤ちゃんに沢山聞かせてあげた事のある人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなモーツァルトの特集です。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは1756年にザルツブルクで生まれ、数々の名曲を残し、1791年に35歳の若さでこの世を去った天才作曲家です。
ハイドン、ベートーヴェンと並び、古典派の御三家とも呼ばれており、宮廷作曲家・皇室クラヴィーア教師・アカデミア・フィラルモニカ名誉楽長など輝かしい経歴の持ち主です。
モーツァルトの音楽は胎教や教育などにも良いとされていて、いつの時代でも世界中から愛され、特別な人気を誇っています。
モーツァルトの特徴は、何と言っても類稀なる天才的な才能です。
5歳で『アンダンテ ハ長調K.1a』を作曲し、6歳でミュンヘンとウィーンへ、7~10歳の間にパリ・ロンドン、11~13歳では2回目のウィーンを訪れて、オペラ『ラ・フィンタ・センプリーチェ』を上演しました。
幼少期から次々と名曲を生み出し、父と共に華やかな演奏活動を展開したのです。
ローマのシスティーナ礼拝堂では、秘曲とされていたドメニコ・アレグリの9声部、『ミゼレーレ』を聴いただけで楽譜に書き示してしまい、周囲を驚かせたというエピソードもあります。
それまでは秘曲として扱われていた『ミゼレーレ』が、モーツァルトの才能によって記譜されてしまったわけですが、法王クレメンス14世はその才能に感銘を受け、モーツァルトを法王庁騎士として、黄金拍車勲章を与えたそうです。
この勲章エクエス・アウラテ・ミリティエを持っていると、自由に教皇庁に出入りができるほか、裁判権の免除などの特権が与えられるという、非常にレアなものでした。
モーツァルトの曲の中でも、「アイネクライネナハトムジーク」、「トルコ行進曲」、「交響曲第40番」などが有名です。
アイネクライネナハトムジークとは、ドイツ語で「小さな夜の音楽」という意味のセレナーデです。
きっと誰もがどこかで、耳にした事がある音楽だと思います。
youtubeより引用
163センチという小柄な体であったとされるモーツァルトは、音楽家の家庭に生まれ、幼いころより父と共に宮廷や貴族の家へ招かれ、英才教育を施されて育ちました。
悲劇のフランス王妃マリー・アントワネットの前でも見事な演奏をし、神童としてさらに名声を広めたとされています。
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ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/
小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8
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