1人暮らしの照明術!女子力&リラックス効果を上げる、灯りの選び方 (1/2)
インテリアや雑貨には興味があるけれど、照明のことはあまり考えことがない、という方、案外と多いのではないでしょうか。
部屋全体が明るく照らされていれば、その存在すら意識しないのが照明。
しかし、実は照明(光)は明るさだけでなく、心理的にも肉体的にも様々な効果があると言われています。
今回は、毎日頑張る1人暮らし女性のための照明のお話です。
ホルモンの分泌や身体機能、睡眠のリズムを整える「体内時計」という言葉を聞いたことありますか?
この体内時計は、「朝浴びる光」と「深夜浴びる光」が大きく影響を受けます。
特に、深夜に明るい光が目に入ると、睡眠を促すホルモンが抑制され、睡眠の質を下げてしまうのです。
結果、アンチエイジングに必須の「成長ホルモン」や「女性ホルモン」のバランスを妨げてしまうことがあります。
光で女子力を上げる、3つのポイントがあります。
- 夜は、夕日の色に近い電球色の光を使いましょう。
- 夜は、光のボリュームを下げましょう。
- 朝は、カーテンを開けて朝日を浴びましょう。
夜のお部屋は、自然の光に寄り添った柔らかなオレンジ色の光の中で過します。
朝は、日光を部屋の中に入れてあげると効果的。
私たちの身体の中には、太古の昔から変わらない太陽の光がインプットされています。
その光は、身体のバランスを整えるためのホルモンを分泌するスイッチのようなもの。
女子力を上げるには、そのスイッチをONしてあげる環境作りが大切です。
部屋中を均一に照らす照明は、明るいけれど全てを平坦に映し出してしまいます。
光と闇が存在しない、明る過ぎる空間では、リラックス効果を得ることができません。
家に帰って疲れた心を癒したい。
そんなあなたに大切な3つのポイントをお伝えします。
- 照明もお気に入りのデザインを取り入れましょう。
- 小さな光を複数用意しましょう。
- 光に高低差をつけましょう。
人は、光があるところに必ず目がいきます。
お部屋の中の照明にお気に入りのデザインを取り入れ上げると、まずそれが目に入りますよね。
帰宅とともに、ご機嫌な気分になれると思いませんか?
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大学卒業後、水質分析技師という異色の経歴から心機一転、憧れのインテリアの道へ。
以来約20年にわたり、現東京都知事自邸をはじめ、戸建ての住宅やモデルハウス・サロン・クリニック等のインテリアデザインなど、延べ2,000件以上の物件に携わる。
ただ美しいだけでなく、住む人の健康や安全性に配慮した照明設計、使いやすくて再現性のある造作家具&収納設計も好評。
セミナー講師、収納「個人レッスン」や収納相談など、活動は多岐にわたる。
2016年秋に、自身が提唱する「機能美メソッド」を住まいのあちこちに散りばめた自邸が完成。
現在は、夫と義父と三人暮らし。
【取得資格】
2級建築士・インテリアコーディネーター・キッチンスペシャリスト・照明コンサルタント・ライフオーガナイザー(R)
【HP】http://www.studio-rhplus.com/
【ブログ】http://ameblo.jp/akari-to-kurashi/
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