こんにちは、ヘアメイクアーティストのサクリパンテ・ヒロコです。
今回は、スキンケアの中の化粧水についてご紹介します。
化粧水には色々な種類がありますね。
収れん化粧水、拭き取り化粧水、トナー、美白化粧水など様々です。
これらの化粧水に共通している基本の役割は、お肌に水分を与えること。
お肌に潤いを与えることで、キメを整えてくれます。
また、化粧水は、次に塗る乳液やクリームを、より肌に浸透しやすくする導入剤的な働きもあるのです(乳液やクリーム不要の化粧水もあります)。
以上の基本の役割以外に、更に細かい役割が与えられている化粧水もあります。
例えば、収れん化粧水はお肌を引き締め、整えるためのもの。
トナーも同様で、ヒヤッとしたり、アルコールが含まれている物が多いです。
ちなみに、アメリカではこのトナーがメイン。
拭き取り化粧水や美白化粧水は、読んで字のごとくの役割ですね。
化粧水を使用する時、手で直接つける方と、コットンを使う方がいらっしゃると思います。
手で直接つけると、肌の状態が分かりやすく、化粧水が無駄なく使えるいう利点があります。
ただ、細かいことを言えば、肌である手にも化粧水が浸透してしまうこともあるでしょう。
また、目や小鼻の周り等、凹凸の凹んでいる部分につきにくい場合もあります。
一方のコットンは、パッティングもできますし、手よりも肌への浸透率が高いという説があります。しかし、たっぷりの化粧水を使わないとコットンがヒタヒタになりませんので、無駄が多いかもしれません。
コットンで擦ってしまうと、肌に負担が掛かるという欠点もあります。
コットンを使う場合は、とにかく、軽く、優しく、肌を滑らるようにして下さい。
せっかく浸透率が高くても、摩擦を与えてしまっては意味がありません。
押し込むように細かくプレスしながら、手を移動させるのも有効です。
最近は、とろみのある化粧水も数多くありますので、とろみのあるものは手で直接、サラサラタイプのものはコットンと、タイプによって分けると良いかもしれません。
パッティングをすると、化粧水の浸透率が良くなるだけでなく、皮膚の温度が下がり、化粧崩れしにくくなると言われています。
しかし、こちらも力を入れてバチバチ叩くと意味がありません。
コットンをヒタヒタにして、下から上に円を描くように風を送りながら、あくまでも優しく、そして擦らず行うことが鉄則です。
化粧水だけでコットンをヒタヒタにするのは相当な量を使うので、抵抗があるかもしれません。
そういう場合は、まず、コットンに霧吹きで水をかけ、ある程度湿らせます(塗らし過ぎない)。
そして、そこに化粧水をのせて、肌がヒンヤリする位までパッティングして下さい。
また、時間があれば、首にも化粧水をつけてあげたり、化粧水のコットンパック(5分でOK)をしてあげるとさらに有効です。
高価な化粧水を使うのも良いと思いますが、たくさん使うのは気が引けるという事であれば、安めの安めの化粧水にしてたっぷり使う方が良いと思います。
化粧水の後に美容液や乳液を使うのですから、化粧水は量を気にせず使えるもので十分でしょう。
乾燥が気になるこの季節。
正しくお化粧水を使って潤っていきましょうね。
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Fashion Latte編集部
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