突然起こる身内の不幸!家族のお葬式前に行うべき4つのポイント (2/2)

執筆者: 中山寒稀 職業:お葬式、終活ガイド

搬送費は、業者により距離・時間帯・車種などにより異なります。

それ以外にもドライアイス、故人用の布団、枕飾りなど状況に応じて費用が変わってきます。
搬送の前に、おおよその費用と支払方法を確認しておくことが大切です。

 

 

現金を下ろしておこう

基本的に搬送した葬儀業者への支払いは、当日の現金精算になります。
また、病院の費用の精算などもあるので、忙しいとは思いますが、合間に「とりあえず必要な資金」を準備しておきましょう。

 

おわりに

お葬式で後悔してしまった理由に「慌てて葬儀業者を決めてしまった」という意見が多くあります。

 

とりあえず、上記のポイントを押さえたら、親族・関係者が集まるのを待ちます。
お葬式が1日や2日伸びても、全く問題はありません。


そして、今後のことを話し合ってから、葬儀業者2~3社の見積もりを取り、落ち着いて比較検討してからお葬式の準備を始めましょう。

 

身近な方を亡くして、動揺しない人はいません。
あえてクールダウンをする時間を作ることで、冷静な判断ができるようになります。

 

 
 コラムニスト情報
中山寒稀
性別:女性  |   現在地:埼玉県  |   職業:お葬式、終活ガイド

ライター、ドクターズクラーク、ファイナンシャルプランナー(CFP)の中山寒稀(なかやまふゆき)です。
主に健康、終活について書いております。

製薬会社退職後、保険代理店を経験し、ライターに転身。

著書:『人が死ぬということ
   …必ず起こる!弔いの「想定外」悲喜劇』(主婦の友インフォス情報社)
ブログ:ひだまりすずめ 中山寒稀のブログ
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