懐く、おしゃべり!手乗りセキセイインコの飼い方・育て方・注意点 (1/2)
セキセイインコは、ペットとして飼われる小鳥の中の1つとして有名です。
今回は、セキセイインコについてご紹介したいと思います。
原産地は、オーストラリアの乾燥した草原です。
ペアや、家族が集まった大きな群れで生活しています。
イギリスの学者が紹介したことでヨーロッパで人気になり、品種改良が盛んに行われました。
現在では、約5千種類もあると言われています。
普通の大きさは、体長約20cm、体重は約35gです。
野生種はノーマルタイプと呼ばれ、黄色と黒の縞模様が背中全面にあり、お腹はみどり色、頭とほおは黄色。
小さくて扱いやすく、餌も簡単に手に入ります。
手乗りに育てるとお喋りを覚えることも多いです。
いくつかの品種をご紹介します。
- 原種と同じ模様のノーマルタイプ
- 背中の斑点がV字になっているオパーリン
- お腹と腰に色が残るハルクイン(パイド系)
- 風切り羽と尾が色抜けしているオーストラリアンパイド
- 全身白や黄色で、赤い目のイノ系
- 黒い模様が縁取りになったスパングル系
各品種に基本の地色が3色。
ブルー系は白、グリーン系は黄色、青緑系はクリーム色が基本です。
さらに、黒い模様が薄くなったタイプや、斑が無くなってしまったタイプもいます。
ブルーのセキセイで顔が黄色くなった物は、対照的な美しい色でとても人気です。
自分の好きな色のセキセイを探してみると良いでしょう。
ヒナのうちに迎えて、餌を与えるとよく慣れます。
しかし、餌の与え方にコツがありますので、初心者の方はしっかりと育てられるか不安な場合もあるでしょう。
ブリーダーやショップによっては、一人前になってから販売してくれたり、預かって貰えることもあります。
手乗りインコで、毎日、部屋に放して遊んであげる場合は、30cm位のカゴでも大丈夫です。
カゴの中に、インコ用ブランコなどのおもちゃを取り付けたい場合は、大き目の35~40cmのカゴの方が良いでしょう。
餌は、市販の混合餌か、小型インコ用のペレットフードを与えます。
混合餌は皮付きの方が喜びますが、むき餌は殻が散らからないのが利点です。
また、ペレットは栄養を考えて作られていますが、小さい頃から慣れていないと食べないこともありますし、売っている所が限られています。
他に、青菜やカキガラ(ボレー粉)、粟の穂、小鳥用のおやつなどを与えましょう。
セキセイは小さい割に良く食べますので、容器に多目に入れておいて下さい。
セキセイインコとの生活で注意しておく点が、いくつかあります。
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犬のブリーダーをしています。動物に囲まれて生活していて毎日、多忙ですが、
色々な発見があり楽しいです。ペットに関してのご相談お受けいたします。
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