春のミモザで、手作り花冠を♪簡単フラワーリースの作り方 (1/2)

執筆者: 近藤 紀子 職業:フラワーデザイナー/カラーセラピスト/栄養士
はじめに

こんにちは、フラワーデザイナーの近藤紀子です。

寒かった冬に終わりを告げ、間もなく暖かい春がやってきますね。
命の芽吹きに胸が弾む春の訪れと共に迎えるのはミモザの日。

今回はミモザの日にちなんで「アーティフィシャルフラワーで楽しむ、ミモザリースの作り方」をご紹介いたします。

 

ミモザの日の起源とは?

日本でも3月の行事といえば、女の子の誕生をみんなで祝福する「ひな祭り」が挙げられますね。

 

国際女性デーとは

一方、3月8日が「国際女性デー」であることはご存じでしょうか?
国際女性デーとは、女性解放の国際的記念日のことです。

 
女性の人権が認められたその喜びとエネルギーを表現するシンボルとして、黄色いミモザが選ばれたのは、今から100年以上も前に遡ります。

ミモザの由来について

「ミモザ」は、オジギソウなどを含む植物の属名で、正式名称は「ミモザアカシア」です。

諸説ありますが、ミモザアカシアはマメ科の植物で、その名は古代ギリシャの劇ミモス(mimos)に由来しているとされています。


刺激を与えると葉を窄めるオジギソウの動きが、ミモスの劇中の動きに似ていたことが起源のようです。

 

女性へ愛と幸福を呼ぶ花束を
ミモザの日に花束を

イタリアでは3月8日を「Festa Della Donnna! (フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、ミモザの日とも呼ばれています。


元々男性から女性へプレゼントを贈る習慣のあるイタリアですが、3月8日は日頃の感謝を込めて、愛する女性はもちろん、職場の同僚や上司、ママなどにミモザの花束を贈ります。


このことから、3月8日は「Ilgiorno della Mimosa(ミモザの日)」と呼ばれるようになりました。

 

“愛と幸福を呼ぶ”ミモザの花束

ミモザを贈られた女性たちは、それを誇らしげに胸や髪に飾り、家事や育児から解放されて、外食をしたり、夜遅くまで女友達とおしゃべりに花を咲かせるそうです。

 

海外での「ミモザの日」
フランスでも…

同じく、フランスでもミモザは春を告げる花として親しまれ、「Borme les Mimosas(ボルム・レ・ミモザ)」というミモザ祭りが行われます。

 

ロシアでも…

そして、国際女性デーを祝うこの日、ロシアではたくさんの花束が市場で売られます。
寒さが続くこの時期に仕入れられるロシアの花は大変高価ですが、男性は大切な女性のためにお花を求めるそうです。

 

 

 
 コラムニスト情報
近藤 紀子
性別:女性  |   職業:フラワーデザイナー/カラーセラピスト/栄養士

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