幻のスタバ1号店は、成田空港に?スターバックスカフェの雑学豆知識

執筆者: colonna
はじめに

今や日本各地に1,034店舗を展開するスターバックスカフェ。

大抵の方は、一度は利用したことがあるのではないでしょうか。


今回は、そんなスターバックスのルーツや豆知識をご紹介します。



スターバックスの誕生
はじめはシアトルから

スターバックスは、1971年にアメリカ合衆国ワシントン州の都市、シアトルで開業しました。


それから15年後の1986年、エスプレッソコーヒーをメイン商品として、テイクアウトと歩き飲みが可能なスタイルでのドリンク販売をスタート。

 

これをシアトルスタイルと呼び、後に北米地区全土に広がるシアトルスタイルの発端となったのです。

 

日本1号店は銀座で

そこから10年経ったの1996年。

海外進出初となる日本に、スターバックスカフェ銀座松屋通り店が1号店としてオープンしました。

 

銀座松屋通り店に行くと、1号店である証の記念プレートを見ることもできます。

 

 

幻の1号店情報

このスターバックスカフェ銀座松屋通り店が1号店なのは有名な話ですが、実は、それよりも前に、幻のスターバックスカフェ1号店が日本に上陸していたのはご存知でしょうか。

 

銀座松屋通り店がオープンする2年前の1994年、成田空港に直営店舗を出店していたのです。

しかし、残念ながら成功せずに撤退。

 

そのため、今はなき当時の成田空港店ではなく、公式には銀座松屋通り店が一号店となっているようです。

ロゴの歴史

店舗だけでなく、スターバックスのロゴにもちょっとした歴史があります。

 

ロゴの女の人って、誰?

ロゴマークに描かれている女性は、神話に出てくるセイレーンという、歌声の美しい双尾の人魚が用いられています。

 

 

1・2代目は、彫りの文字の部分が茶色で、中央部のセイレーンは全身が描かれているロゴになっていました。

 

割と生々しく、海の魔物風に描かれていますので、今日のような可愛らしいデザインになったことで、より広い層に受け入れられたのではないでしょうか。

 

ロゴの改編

現在使用されているロゴは、実は4代目。

初代のロゴは、現在もシアトルのパイク・プレイ・スマーケットにある一号店で使われています。
そして、1987年のスターバックス買収の際に、文字部分が緑色の3代目のロゴとなりました。


その後、1992年に現在のロゴに至ったのです。

テイクアウトカップのメッセージ

最後に、日本のスターバックスのテイクアウト用のカップについてご紹介します。


テイクアウトコーヒーを購入した際、カップにメッセージや絵が描いてあった経験はありませんか?

多くは「thank you!」などのメッセージやニコちゃん、ハートマークが多いようです。

 

しかし、中には常連客へ「ご入学おめでとう!」や「いつも学校帰りにありがとう」と言ったものや、怪我をしてギブスをしているお客様に「お大事に!」など心温まるメッセージもあるのです。

 

 

ほとんどは店員さんの気紛れや気分で描くようなのですが、お店が混んでいない時、好きな絵をリクエストすれば描いてもらえるかもしれませんね。

 

おわりに

スターバックスのちょっとした歴史と豆知識、いかがでしたでしょうか。

次にスターバックスへ足を運ぶ際は、その歴史を感じながらコーヒーを飲んでみても良いかもしれません。

 
 

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