治安改善!ロンドン南部ブリクストンで楽しむマーケット巡り (1/2)
ロンドン南部、地下鉄ヴィクトリア線の終着駅であるBrixton(ブリクストン)は、カリブ・アフリカ系住人が多いエリアです。
数年前までは、ロンドンで最も危険な地域とみなされていました。
しかし、近年、アーケードマーケットの「Brixton Village(ブリクストン・ヴィレッジ)」がリニューアルされたことから、以前にご紹介したロンドン東部と同様、おしゃれな若者の街へと生まれ変わりつつあります。
ロンドンには、様々なバックグラウンドの人々が共に生活をしていますが、ブリクストンは黒人が多い街です。
陽気な彼らが歩く周りは、ご機嫌なレゲエのリズムが聞こえてきそうです。
まずは、街並みを見ながらゆっくりと散策してみましょう。
ハイストリートは、黒人だけではなく、様々な人種が行き交い、活気にあふれています。
屋外マーケット周辺には、アフリカン・カリビアンが好む干し魚や調理用バナナ、ヤムイモなどを扱う食材店が軒を連ねています。
気をつけて見ると、アジアや南アメリカの食材屋さん、おしゃれなヨーロピアンのお店もあります。
そして、黒人が多い地域には、必ずといってよいほどウィッグやエクステンションを扱うお店がありますが、ここブリクストンも例外ではありません。
店内には、少し入りづらい雰囲気がありますが、勇気があれば中も覗いてみてください。
ブリクストンには、魅力的なマーケットがたくさんあります。
Brixton Station Road Market(ブリクストン・ステーション・ロード・マーケット)には、日替わりで様々なストールがたちます。
特に人出が多くなる土曜日には、毎週、違ったテーマでマーケットが開かれます。
第1土曜日は、蚤の市&ベーカリー、第3土曜日は、レトロ&ヴィンテージといった具合です。
そして、毎週日曜日には、ファーマーズマーケットが開催されます。
マーケットには各国料理の屋台あり、古着・クラフト・スイーツ・オーガニック食材・雑貨など、キワモノも含めてありとあらゆる物が揃っています。
ブリクストン・ヴィレッジ(Brixton Village)は、1930年代から続く常設のアーケードマーケットです。
古くからある庶民的な商店、例えば荒物屋さんや八百屋さん、肉屋さんなどと共に、おしゃれで可愛らしい雑貨屋さんやカフェ、レストランが同じ敷地内で営業しています。
鮮魚を盛大に並べた魚屋さんの向かいにポッシュなワインバーがあり、買い物袋を抱えたおばさんと流行のファッションに身を固めた若者が違和感なくすれ違う。
そのようなミスマッチな雰囲気こそが、このマーケットの最大の魅力です。
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旅行とマーケット・蚤の市めぐりが大好きな庶民派ロンドナー。
コレクションのヴィンテージ食器を眺めている時に幸せを感じます。
ロンドン発 -庶民的生活-
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Travel.jp「たびねす」にてガイド記事執筆中
http://guide.travel.co.jp/navigtr/707/
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