春色インテリアで部屋に彩りを。春を呼び込むライフスタイルのすすめ

執筆者: 猫町フミヲ 職業:古雑貨カフェ経営
小さな春を暮らしに取り入れる工夫

暦の上ではもう春。

とはいえ、まだまだ厳しい寒さが続いています。


桜にはまだ気が早いですが、暮らしの中に少しずつ春を取り入れながら春を待つことができたら、素敵だと思いませんか?
今回は、ちょっとした工夫でお家に小さな春を迎える工夫について、見ていきたいと思います。

ひな祭り気分

バレンタインデーが終わると、ひな祭り関連の商品が店頭に並び、桃の花のピンク色が春の気配を醸し始めます。

ひな祭りといえばひな人形ですが、今はライフスタイルに合わせて小ぶりなひな人形が喜ばれているようです。

 

省スペースに小さなひな人形

ひな人形も、子どもが大きくなってしまったからもう出さなくなった、という方もおられるかもしれませんね。


そんな方におすすめなのが、うんと小さいひな人形。


こちらは手のひらサイズのひな人形。
これなら場所をとらないので、玄関などのちょっとしたスペースで季節感を出すことができますね。


季節感は出したいけれど、大げさなものはちょっと…という方は、小さめのグッズを普段から集めておくといいと思います。

春待ち花柄ハンドメイド

次におすすめなのが、春柄の布を使ったハンドメイドです。


こちらは、桜模様の布で作った姫だるまとテディベア。

 

 

姫だるまが座っているコースターも同じ布を使っています。

 


こうした小さなグッズは、ほんの少しの面積の布を買っただけでいろいろ作れて楽しめるものです。


こたつに入ってちくちく縫い物をして作ったものが、春を連れて来てくれるのはなかなか愉快ですよね。
一度作ると毎年春先に活躍してくれるのも楽しいですし、誰かにプレゼントしても喜ばれると思います。

小さな春の植物

あるいは、庭先の植物をお部屋の中に飾ってみるのもいいですね。


こちらはミモザ。
ミモザはつぼみもかわいらしいので、花がまだでも素朴な器に挿して飾っているだけで春の気分になります。
華やかな春にはまだ遠い今の季節を、じっくりと楽しむのもまた乙なものではないでしょうか。

 

 

 

季節の和菓子とともに

最後は季節の和菓子とともに春を待つ方法です。

春の和菓子と言えば、うぐいす餅に桜餅。


もちろん美しい生菓子などを贅沢に楽しんでもいいのですが、うぐいす餅や桜餅は比較的気軽に楽しめますよね。
春を待つ今の季節にしかない味わいをかみしめながら、あたたかいお茶を飲んでゆっくり過ごしましょう。

おわりに

春は一気にやって来ないから風情があり、感動があるのではないかと思います。

いきなり春色のグッズを並べてしまうのではなく、色彩の乏しい空間に一つ、また一つと春のグッズを増やしていくのはいかがでしょうか。


じっくりと春を待つことそのものを楽しみながら、日々暮らしていけたらと思います。

 
 コラムニスト情報
猫町フミヲ
現在地:兵庫県赤穂市  |   職業:古雑貨カフェ経営

はじめまして。
猫町フミヲと申します。
古雑貨カフェ「木琴堂」を経営しています。

いろいろなことを考えたり、感じたりしながら毎日を丁寧に生きたいと思っています。
文房具と猫と相撲と月と青と一人でいることが好きです。
どうぞよろしくお願いします。

◆木琴堂ブログ「月、火、水、木琴堂。」
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◆文房具ブログ「無罫フォント」
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