決められない、優柔不断な人へ。決断力をつける6つの考え方

執筆者: きらら 職業:心理カウンセラー
はじめに

こんにちは、心理カウンセラーの藤田洋子です。

 

人は毎日、常に何かを選択し、決断をしながら生きていますね。
「人生は選択の連続」と、かのシェークスピアは言っています。

決断の小さい大きいに関係なく、行動を起こす時には必ず何かを決めなければなりません。
自分なりに納得できる決断をするために、どのようなことを考える必要があるのでしょうか。

 

 

決断するために

決断とは、たくさんの選択肢から1つを決めること。

1つに絞らなければならないのは、人は同時に2つの行動ができないからです。

 

選ばなかったものも候補にある

しかし、選ばなかった物を全て捨てなければならない、と言うことではないと思います。
その時には1つだけを選び行動しますが、他の選択肢は、第一候補、第二候補と考えてみることもできるのです。

 

消去法を使おう

また、なかなか決められないと悩むなら消去法があります。
消去法の利点は、何が一番大事なのか、何を優先すれば良いのかを、自分自身で理解できることでしょう。

自分なりの基準を持つ

物事を決める時には、様々な条件を検討し、考慮しますよね。

それに加え、決断にはタイミングやその時の状況なども影響してきます。

 

好きを選ぶか、好条件を選ぶか

人それぞれ、何を大事にするのか、何を優先したいのかは当然違うでしょう。
「好き」を優先することが一番良いのでもないし、「条件」を優先することが悪い訳でもないと思います。

 


自分なりの基準をしっかりと持っておきましょう。

条件だけに振り回されることなく、自分が求め望んでいることを明確にし、どのようになれば良いのか、と言うイメージを持って考えることにより、決断がしやすくなります。

 

決定に正解はない

その時に最善と思って決断しても、不都合なことや問題、失敗は起こるでしょう。
失敗をしたり、苦しいことや辛いことが起きたりすると、後からいくらでも口実ができてしまいます。

 

  • 「あの時にこういう思いでやったから失敗したんだ。」 
  • 「あの時に条件を優先してしまい、好きなことを優先しなかったからだ。」 


しかし、どのような結果になるかは誰にも分からないのです。
行動を起こした後に失敗をしたとしても、決断をしたことが悪かったのでも間違いでもありません。

「間違い」「正しい」「良い」「悪い」とは後付けの口実。
正解などないのです。

決断した後が大事である

その決断を、良くするのも悪くもするのも自分次第。

後付けの口実は、失敗を受け止められないがゆえに、決断した自分を否定して考えてしまうこと。

 

良い方向へ向かうために出来ること

今、都合の悪いことや問題があるのなら、今、それをどう解決していくかだけです。
失敗や問題や苦しさや辛さをどう受け止め、次に進めていくか。

 

良い方向にしていくために、何ができるのかを考えてみましょう。

 

 

恐れずにやってみる

失敗を恐れるとますます決断ができません。

また、1つの選択肢にしがみついていると、それを失った時の喪失感が大きくなります。
決断ができないのは、大抵はこのためです。

「やってみる」という勇気が必要。
そして、失敗を受けとめる覚悟と諦めないことも大切でしょう。

優柔不断な人の選択

よく「優柔不断」という言葉を使いますが、実はそれも決断しています。

選ばないということを選択し、決めているのです。


本人にその自覚はないかもしれませんし、選べないというのが本音でしょう。
しかし、結局は、決断しないということを選んでいるのです。

 

おわりに

決断は、人生において避けて通ることはできません。
大事なことは、自分の正直な気持ちと向き合いながら、未来を肯定的に考えることです。


そうすることで、きっと決断することができる筈です。

 
 コラムニスト情報
きらら
性別:女性  |   現在地:北海道札幌市  |   職業:心理カウンセラー

主婦であり、パートの仕事を持ちながら、心理カウンセラーとして活動しています。
コーチング、うつ病アドバイザーの資格を持ち、カウンセリングに取り入れています。
アダルトチルドレンの回復、人間関係などの相談を中心に、主にメールカウンセリングをしています。
心の在り方についてブログ更新中です。

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