【春の作業用BGM】春を全身で感じるクラシック音楽・ピアノ曲7選
ピアニスト推薦!春の花や温かい気温、桜などをイメージしたクラシックピアノ曲を紹介します。春のイベントのBGMや作業用におすすめです。
こんにちは、ピアニストの小川瞳です。
春というと、新しく何かが始まる期待や、生命が芽生える美しいイメージがあります。
そんな希望に満ちた雰囲気は、音楽でもたくさん表現されています。
今回は、春を感じさせる音楽を紹介します。
まずピアノ曲として有名なのが、グスタフ・ランゲ作曲「花の歌」。
とても愛らしくて、華やかな曲です。
ピアノの発表会でよく耳にするかもしれませんね。
同じく発表会定番曲となっている小品に、ゲール作曲「蝶々」があります。
ヒラヒラと蝶々が舞っている様子を音で表現したような作品です。
春のそよ風を感じられるような音楽です。
こちらも「蝶々」というタイトルで、シューマンが作曲した作品も有名です。
蝶々のイメージがふんだんに盛り込まれている上に、ジャン・パウルというドイツの作家が書いた小説「生意気盛り」の「仮面舞踏会」の情景が描かれている作品なのです。
いろいろな場面からなる、とても豪華なピアノ曲。
喜怒哀楽のはっきりした、ドラマティックな音楽です。
グリーグ作曲「春に寄す」も、新緑の季節にふさわしい叙情的な作品です。
こちらは「叙情小曲集」の中の一曲で、グリーグが、祖国ノルウェーの壮大で美しい自然を思いながら作曲した作品といわれています。
聞いていると優しい気持ちになれるような、ピアノの音色の魅力を生かした音楽だと思います。
よくピアノ曲に編曲されている「花のワルツ」もよいでしょう。
チャイコフスキー作曲「くるみ割り人形」の中の一曲で、オルゴールなどでもおなじみの優雅なバレエ音楽です。
春の柔らかな日差しを感じさせるような、明るい楽曲です。
ベートーヴェン作曲「スプリング・ソナタ」も、春ならではの輝きに満ちています。
こちらはヴァイオリンのための楽曲ですが、ピアノ伴奏との絡み合いも美しいすばらしい作品です。
「幻想曲さくらさくら」という作品もピアノ曲にはあります。
平井康三郎という日本を代表する作曲家が、「さくらさくら」をモチーフにして、とても豪華なピアノ曲を作曲したのです。
日本人なら誰もが懐かしく感じるような、ノスタルジックな魅力に満ちた作品です。
あたたかな日差しの中、癒しを求めているとき、お花見などのイベントのときなど、BGMに困ったら流してみてはいかがでしょうか。
きっと素敵な春を感じられることでしょう。
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ピアニストとして東京や茨城を中心に、ソロの演奏会やオーケストラとの共演など、数多くの演奏活動を行っております。
音楽心理士の資格も持ち、トークコンサートやコンクールの審査員もつとめております。
また長年に渡り執筆活動も並行して行っており、小説を3作品出版しております。
こちらのサイトでは、幼少時よりピアノを学び続け、クラシック音楽の世界に身を置く私ならではのコラムを執筆できたら、と思います。
よろしくお願い致します。
小川瞳 公式ホームページ https://ogawahitomi.amebaownd.com/
小川瞳作曲 笑顔のBGM
https://youtu.be/Qrt-stZPTb8
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