こんにちは、カウンセラー・印象アナリスト®の花恋です。

心療内科、精神科、カウンセリング。

辛くなった時、どこへ行って誰に相談していいか分からない時がありませんか？

カウンセリングとは、相談者の抱える問題や悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助のことを言います。

海外の映画やドラマを観ていると、カウンセラーが、家族のように話を聴いているシーンがよく出てきます。

海外では馴染み深いカウンセリングですが、日本ではそれほど生活に浸透していません。

カウンセラーは医者ではないので、薬の処方も病気の診断もできません。

実際にどういう人が利用して、何をしているのかが分かりにくく、敷居が高い印象を持たれているようです。

カウンセリングという言葉は、心療内科でも精神科でも耳にする言葉です。

では、心療内科や精神科は一体どのような症状を対象に診療をしているのでしょうか？

簡単に言うと、心療内科は心の不調から起こる体の不調を、精神科は心（脳）の不調を診ます。

心療内科は体の不調（心身症やストレスからくる不調）を診療しています。

心身症とは、心理的な原因によって特定の期間に身体症状が現れる疾患のことです。

たとえば、過敏性腸症候群、摂食障害などがそれにあたります。

精神科は、脳を原因として生じる精神疾患や、ストレスなどの心理的原因によって生じる不調を対象に診察しています。

代表的な精神科の疾患は、うつ病やパニック障害、自閉症などです。

 カウンセリングには様々な分野があり、カウンセラーの得意分野も色々です。

• 産業カウンセラー 
• 結婚カウンセラー 
• 離婚カウンセラー 
• キャリアカウンセラー
• スクールカウンセラー 
• 不妊カウンセラー 
• 恋愛カウンセラー 
• 心理カウンセラー 
• 留学カウンセラー　

この他にも、多様な専門分野のカウンセラーが存在しています。

最近はテレビや雑誌などで取り上げられているカウンセラーが多いので、なんとなく聞いたことのある名前があるかもしれませんね。

カウンセリングの分野も豊富ですが、カウンセリングの技法や手法も様々です。

• 1対1で行う対面式のカウンセリング
• 複数で行うグループカウンセリング
• 親子や夫婦で行うカウンセリング
• メールカウンセリング
• スカイプカウンセリング（カウンセラーの顔を見ながら行う）
• 電話カウンセリング

その他にも、催眠・メイク・色を用いたセラピー要素を含んだカウンセリングなど、自分の生活スタイルや性格によって、カウンセラーやカウンセリングを選ぶことができます。

カウンセリングには、次のような方が訪れます。

• 心療内科や精神科に行くまでもないけれども、心配ごとや悩みごとで心が憂鬱だ
• 誰にも話せなくて辛いから話を聴いてもらいたい
• 相談にのってもらいたい
• 病院に行くのが怖い、緊張する など

カウンセラーは訪れる方の良き理解者、相談相手という立場であると言えます。

病院のように保険は適用されませんが、親身になって話を聴いてくれる人に話をしたい、自分自身と向き合う時間を作って、ゆっくりと心を解きほぐしていきたい方にとって有効です。

カウンセリングはその場を提供し、カウンセラーは信頼できる相談者となってくれるでしょう。

話をすることで心の整理がついたり、悶々とした思いが解消されたり、自分が気付いていなかったことに気付けたり、今の自分を変えたいと思うきっかけに繋がったりします。

カウンセリングは決して特別な人が受けるものではありません。

もっと身近で親しみやすいものなのです。

身構えることなく、利用してみてください。