春の苺スイーツレシピ!「いちごの米粉ブッセ」の作り方

執筆者: Yukiko 職業:菓子教室主宰・米粉料理菓子研究家
はじめに

こんにちは。米粉菓子料理研究家のYukiko@Comeconoco Laboratoryです。
今回は、春の米粉スイーツ、いちごの米粉ブッセの作り方をご紹介します。

 

 

ブッセとは

『ブッセ』というと、ふわふわの丸いビスキュイ生地にクリームを挟んだ、日本では人気のお菓子です。


ブッセという名前は、フランス語のBouchee(一口)という単語が語源となっていると言われています。

しかし、実はフランスのBouchée(発音は「ブシェ」)は、日本の丸いお菓子とはまったく違う食べ物で、パイ生地で作ったケースに、ホワイトソースや肉・魚などを詰めたもの(Bouchée à la reine)のことを指すようです。

 

米粉ブッセは計量も道具も少なくてOK

ブッセは卵・砂糖・米粉という、とてもシンプルな材料で作ることができます。

量り(デジタルスケール)を使わず、大さじのみで計量できるので、大変簡単です。

 

ふわふわの生地が焼けたら、中にはいちごを挟んで春らしく仕上げましょう。

いちごの米粉ブッセの作り方
材料(6-7個分)
  • 卵M サイズ1個
  • きび砂糖(上白糖でも可) 大さじ2と2分の1
  • 米粉 大さじ2と2分の1
  • 粉糖 適量

 

  • 生クリーム 大さじ4
  • きび砂糖(上白糖でも可) 大さじ3分の2
  • いちご 10粒ほど

 

作り方

※オーブンを180℃に予熱する。天板にクッキングシートを敷いておく。

1. 卵を卵黄と卵白に分ける。

 

2. 卵白のみをボウルに入れ、ハンドミキサーで泡立てる。


3. 途中できび砂糖を2回に分けて加えながら、ホイップクリームのようにツヤのある状態まで泡立てる。

写真のように、ハンドミキサーを持ち上げたときに、しっかりツノが立つ固さが目安。

 


4. 卵黄を加えてハンドミキサーで混ぜる。

5. 米粉を加え、ゴムベラで切るように混ぜる。混ぜすぎると卵の泡が消えてしまうので注意。

6. 生地を絞り袋に入れ、天板の上に、直径6-7cmの丸形に絞り出す。

 

こんもりと高さがある方が、焼き上がりが可愛くなります。

 

 

絞った生地の上から、粉糖を茶こしでふりかける。180℃のオーブンで、12-14分焼く。

7. 生クリームにきび砂糖を入れ、ピンとツノが立つ固さまで泡立てる。

いちごは薄くスライスする。


焼き上がって、しっかりと冷ました米粉ブッセ生地に、クリームといちごを挟んで完成です。

 

 

おわりに

いちごの米粉ブッセは、見た目も可愛く、食感もふわふわで春らしいお菓子なので、ぜひ旬のいちごが手に入るこの季節に作ってみてください。


生クリームの代わりに、カスタードクリームやバタークリームを挟んだり、バニラアイスクリームを挟んでもおすすめです。

 
 コラムニスト情報
Yukiko
性別:女性  |   職業:菓子教室主宰・米粉料理菓子研究家

日本のおいしいお米を、もっと料理やお菓子作りに活かしたい、という思いから、米粉レシピの研究を始めました。
米粉の魅力を一人でも多くの方にお伝えしたくて、大阪市で小さな米粉専門のお菓子教室を主宰しています。

2014年7月より、お菓子教室は1年間のお休みをいただき、アメリカ・ミシガン州に滞在、
現地のグルテンフリー・レシピを学び、2015年夏に帰国しました。

おいしく、たのしく、からだにもやさしい米粉のレシピをお届けしていきたいと思います!

BLOG : http://ameblo.jp/comeconoco-lab
製菓衛生師 / 米粉食品指導員 / フードコーディネーター

 

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