初心者さんの簡単お弁当作り。より美味しく綺麗に作る5つのコツ
こんにちは、フードデザイニストの笹生暁美です。
たまには、お弁当を持って、外でピクニックランチするのも気持ちいいですよね。
または、外食やコンビニ弁当にも飽きて、毎日のお昼に手作り弁当デビューを考えている人もいるかも知れません。
そのまま詰めるご飯の他にも、おにぎり、おすし、混ぜご飯、おにぎらず等、沢山のバリエーションを楽しめます。
おにぎりと、そこに塩麹と和えたキャベツのお漬物を少し添えたら、お弁当のできあがりです。
お弁当はこうあらねば、と難しく考えずに、気楽に始めてみましょう。
お弁当は気楽に作れますが、コツを知っておくと、一段レベルアップしたお弁当を作ることができます。
ポイントは、3つあります。
お野菜でもお肉でも、お弁当につめるものは、一口大にするのがお勧めです。
大きすぎると食べにくいし、小さすぎるとお箸で摘めず、ボロボロこぼすことになります。
食べる時をイメージして、大きさを決めましょう。
お弁当は、熱々ではなく、冷めたものを食す場合が多いものです。
冷めて美味しいと思う味付けは、少し濃い目です。
その理由は、冷たくなると、塩味や甘みが薄く感じられるためです。
赤・青・黄があると、綺麗に華やかに感じられ、食欲をそそります。
ただでさえ和風のお弁当は、茶色系が多くなりますから、積極的に信号色を取り入れましょう。
けれども、そのためにおかずの品数を増やすのが、億劫に感じる日もあると思います。
そんなときは、おかずを増やさなくてもいい工夫をします。
例えば、プチトマトを入れたら、赤が映えて明るい印象になりますし、色付きの仕切りカップを使えば、簡単に華やかさを演出できます。
最近は、百円ショップでも、お弁当を楽しく見せるカラフルなグッズを購入することができます。
探してみてもいいかもしれませんね。
お弁当箱に詰める場合、ご飯もおかずも、冷めてから詰めることが大事です。
例えば、炊きたてのご飯の横に、冷たいおかずを詰めると、傷みやすくなります。
炊きたてご飯は、空気を入れるようにほぐすと、早く冷めます。
傷み防止には、昔からの知恵で、梅干しを入れるのも良いですね。
外国にも四季はありますが、日本ほどはっきりした四季のある国は珍しいのです。
四季がはっきりしているため、その季節にしか出会えない食材も沢山あります。
特に春は、「春夏秋冬」というように、生命の始まり、木々の芽吹きが始まり、虫達も土から這い出てきます。
同様に、人の体も新しい生命力にあふれる季節なのです。
春には、山菜などの苦味の多い食材が多いですよね。
苦味成分には、新陳代謝を促す作用や、抗酸化作用のあるポリフェノールも、豊富に含まれています。
新陳代謝を活発にし、冬の間に溜まった毒素を出し、新たな生命活動の始まりを助けます。
お弁当にも春の食材を取り入れて、新しいあなたを呼び起こしてもらいましょう。
春は、始まりの季節です。
新しい環境に飛び込んで行ったり、新しいことを始めたりするため、疲れも溜まりやすいことでしょう。
ふと「疲れたな」と感じたら、春が旬の食材をいただきましょう。
自分で作るもいいし、お店でいただいても問題ありません。
春食材の持つ力が、あなたに元気をくれるはずです。
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主な取得資格
スイーツ:コルドン・ブルー ロンドン校にてサティフィケート取得
マクロビオティック:リマ・クッキングスクール師範科卒業
ローフード:アメリカ・LLCAIにて公認インストラクター取得
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