ビジネス戦略を立てたい時に。フレームワーク手法から考えるマーケティング
こんにちは。考動型営業育成トレーナーの竹内慎也です。
今回は、考える力を養うロジカルシンキング(論理的思考法)入門編の続編です。
私たちは、スピードの速いビジネス環境にいます。
単なる論理思考の基礎だけではなく、フレームワークを覚える事が、更に論理思考性を高めてくれます。
- 情報分析の方法
- 問題発見のための枠組み
- 仕事の手順や、戦略を立案する上での要点、検討すべき点
これらの答えを導き出すための考え方を、フレームワークと言います。
あなたがフレームワークを知り、活用すればこのようなメリットが得られます。
- 思考が論理的になり、モレなくダブリなくなる
- 客観的な視点からも物事が見られ、より大きな視点で物事を把握できる
- スピードアップにつながり、人に説明しやすくなる
私たちが、マーケティングや経営戦略の立案などで利用する、フレームワークが幾つかあります。
フレームワークとは、「考える枠組み」といってもいいと思いますが、この枠組みそのものが、実は、ロジカルシンキングなのです。
この枠組みがあれば、ずいぶんと考える時間を短縮できます。
とても有名なフレームワークで、大前研一氏が30年以上前に作ったと言われる枠組みです。
主に、自社の内部の事と、外部にあるチャンスとリスクを考えるものです。
これも、知っているとかなり時間を短縮できます。
この他にも、さまざまなフレームワークがあります。
自社の立ち位置、切り口を明確にするためのフレームワークです。
セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングの頭文字を取った分析方法で、これら3つの要素を検討して、商品の開発についての戦略を行います。
こちらも、非常に有名なフレームワークです。
マーケティングの「4P」と呼ばれるもので、市場や顧客に受け入れられる組み合わせを分析し、販売や売上強化を図る戦略方法です。
次回は「文書、口頭でロジカルシンキングを活かしていくには、どうすればいいのか?」をテーマに、お送りいたします。
|
|
大学卒業後、DJとして活動するも挫折。1年出遅れ、リフォーム訪問販売会社に入社するが、結果は出ず売れない社員となる。その後、ベンチャー企業への出向や、ECビジネスの新規事業に関わるも挫折し退職。
何もやることのない状態の中、 たまたま家にあった物をネット販売し売れたのをきっかけに、ネットショップ開設、アフィリエイトで月収120万円を達成。しかし半年後、有頂天の反動により急激に売り上げが下がり、断念する。
その後、株式会社インテリジェンスに転職。この時、「絶対にトップセールスになる」と誓い、翌年新人賞を獲得。さらに年間トップセールスに輝き、全国での入賞の常連となる。また、管理職に昇進後は、チーム・グループ単位でも連続入賞するなど個人でなく組織での業績貢献をする。
2009年、個人でセミナー・異業種交流主催団体「ファーストクラス」を会社勤めのかたわらスタートし、1年間で1000名以上を集客する。
2010年退職。フリーで研修講師として「質問力と仮説構築力・行動設計強化」の研修を実施。
2011年、法人営業研修会社「ウィルスキルアソシエイト株式会社」を設立。
代表取締役に就任し、 営業研修・階層別研修・業界特化研修・コンサルティングを開始。毎日講演を目標に、苦労体験から営業、コミュニケーションまで幅広いジャンルを持つ。現在は年間研修150回以上実施。
過去に開かれたセミナーの満足度は累計で98%に達している。
2012年6月に初の著書非エリートの思考法
を出版。若手、中堅、初級管理職の育成も手掛ける
|
|