髪を洗う時にゴシゴシ洗ったり、地肌に爪を立てたり…それはヘアダメージの原因になります。正しい洗い方で髪の傷みを最小限に!

髪の洗い方でヘアケアの質がぐんと変わる!

美容師の萩原 翔志也です。

最近は、シャンプーやトリートメントを選ぶための、たくさんの情報があります。
そして、自分に合っているシャンプーを選ぶことも多いと思います。


しかし、せっかく良いシャンプーを使っていても、髪の洗い方が間違っていると、髪本来の艶感がなくなってしまいます。

 

今回は、正しい髪の洗い方についてご紹介します。

 

*萩原 翔志也/vicca*

 

シャンプーで洗うのは、髪ではなくあくまで頭皮である

シャンプーをする時に大事なのは、髪の毛を洗うことではなく、頭皮から分泌された皮脂や老廃物を落とすこと。
つまり、洗うのは頭皮です。


髪の毛自体の汚れは、髪を洗う前のブラッシングやウェット、シャンプー中に流れてくる泡で自然と落ちます。
髪の毛自体をゴシゴシと洗っている方も多いと思いますが、それは髪の毛が傷んでしまうので止めましょう。

正しい髪の洗い方
髪の洗い方1 まずはブラッシングで汚れを落とす

まずは、ブラッシングをして1日の生活の中で付いたホコリなどの大きな汚れを落とし、髪を綺麗に梳かしてあげて下さい。
そのまま濡らすと、絡まって指に引っ掛かってしまい、抜けてしまうこともあります。

  

髪を優しく梳かすこと。

 

髪の洗い方2 頭皮と髪の毛をお湯でよく洗い流す

頭皮と髪の毛を丁寧にお湯で洗い流します。

お湯の温度は38度位がベスト。
熱過ぎると乾燥の原因になってしまうので、気をつけて下さい。

 

頭皮をマッサージしてあげるように、頭皮と髪の毛にしっかりお湯を含ませてあげること。

 

このウェットの作業だけで、髪の毛の汚れの70%は落ちます。
しっかりと丁寧にお湯で洗い流してあげましょう。

髪の洗い方3 シャンプーをよく泡立てる

シャンプーを手の中で泡立てます。

フンワリした泡を、頭全体になじませてから洗っていきましょう。

頭皮をマッサージしてあげるように洗って下さい。

爪を立てたり、こすったりせず、指の腹で汚れを押し出すイメージでもみ洗いすること。

 

髪の洗い方4 マッサージをするように洗い流す

流す作業も、とても大事です。
シャンプーもトリートメントも、洗い流す時は、優しくしっかりと洗い流してください。

マッサージしてあげるように流すこと。


トリートメントを残した方が良いという話も聞きますが、そこは洗髪時以外にトリートメントで補った方が良いでしょう。


流し残した物が頭皮や背中や顔の肌につくと、肌荒れの原因になってしまいます。
特に、襟足の辺りはトリートメントなどが残りやすいので丁寧に流しましょう。

 

トリートメントの前に、頭皮の汚れをきちんと落とすこと

どんなシャンプーを使うのかも大切ですが、髪の洗い方もとても大事なことです。
1つ1つに一手間が掛かりますが、そのひと手間をかけてきちんと扱ってあげれば、髪の毛はどんどん綺麗になります。

ぜひ意識してみて下さいね。

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