髪を洗う時にゴシゴシ洗ったり、地肌に爪を立てたり…それはヘアダメージの原因になります。正しい洗い方で髪の傷みを最小限に!
美容師の萩原 翔志也です。
最近は、シャンプーやトリートメントを選ぶための、たくさんの情報があります。
そして、自分に合っているシャンプーを選ぶことも多いと思います。
しかし、せっかく良いシャンプーを使っていても、髪の洗い方が間違っていると、髪本来の艶感がなくなってしまいます。
今回は、正しい髪の洗い方についてご紹介します。
シャンプーをする時に大事なのは、髪の毛を洗うことではなく、頭皮から分泌された皮脂や老廃物を落とすこと。
つまり、洗うのは頭皮です。
髪の毛自体の汚れは、髪を洗う前のブラッシングやウェット、シャンプー中に流れてくる泡で自然と落ちます。
髪の毛自体をゴシゴシと洗っている方も多いと思いますが、それは髪の毛が傷んでしまうので止めましょう。
まずは、ブラッシングをして1日の生活の中で付いたホコリなどの大きな汚れを落とし、髪を綺麗に梳かしてあげて下さい。
そのまま濡らすと、絡まって指に引っ掛かってしまい、抜けてしまうこともあります。
髪を優しく梳かすこと。
頭皮と髪の毛を丁寧にお湯で洗い流します。
お湯の温度は38度位がベスト。
熱過ぎると乾燥の原因になってしまうので、気をつけて下さい。
このウェットの作業だけで、髪の毛の汚れの70%は落ちます。
しっかりと丁寧にお湯で洗い流してあげましょう。
シャンプーを手の中で泡立てます。
フンワリした泡を、頭全体になじませてから洗っていきましょう。
頭皮をマッサージしてあげるように洗って下さい。
流す作業も、とても大事です。
シャンプーもトリートメントも、洗い流す時は、優しくしっかりと洗い流してください。
トリートメントを残した方が良いという話も聞きますが、そこは洗髪時以外にトリートメントで補った方が良いでしょう。
流し残した物が頭皮や背中や顔の肌につくと、肌荒れの原因になってしまいます。
特に、襟足の辺りはトリートメントなどが残りやすいので丁寧に流しましょう。
どんなシャンプーを使うのかも大切ですが、髪の洗い方もとても大事なことです。
1つ1つに一手間が掛かりますが、そのひと手間をかけてきちんと扱ってあげれば、髪の毛はどんどん綺麗になります。
ぜひ意識してみて下さいね。
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