「目的」が決まれば1000万円は貯まる!貯金や節約を成功させる「重要な秘訣」とは

執筆者: 荒川雄一 職業:国際フィナンシャルコンサルタント
はじめに

国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。

 

さて、前回「1000万円を貯める目標を立てましょう」というお話をしました。
今回は、そのために最初に何をしなければならないかについて、考えてみたいと思います。

 

 

まず「目的」を明確に決める

ここで、1000万円貯めるに当たって、まず考えてもらいたいのは、今までもお伝えしてきましたが、その「目的」を明確に決めるということです。


例えば、「とりあえず貯金でもしよう」というところから始まり、後から独立資金といった「目的」ができるのでも構いません。
ただ、もしあなたが、早い段階で明確にその「目的」を持てるのであれば、それに越したことはありません。

 

「目的」を決めるには?
自分自身の「生活設計」や「人生設計」を考える機会を持つこと

そのためには、まず自分自身の「生活設計」や「人生設計」を考える機会を持つことです。


「人生設計」というと、難しく考えがちですが、要は自分の将来の夢、仕事、趣味、やりたいこと、一生続けたいライフワークなど、色々と思い描いてみることです。

 

 

「本当に達成したい」と思えるものを見つけよう

最初のうちは、漠然としていてもかまいません。
大事なことは、「本当に達成したい」と思えるものを見つけ出すことです。

そうすれば、おのずとより具体的な内容を描くことができるようになるでしょう。

 

一生に一度しかない人生、ここは時間をかけてでも、じっくり考える時間を持つことが重要です。

「目的」を持つ意味とは
「強い意思」が生まれてくるから

それでは、何故、「目的」を明確に持った方がよいのでしょうか?
それは、明確な「目的」を持てば持つほど、それをかなえるための「強い意思」が生まれてくるからです。

 

人生の様々な場面で、目的を持っているかどうかで差が出てくる

これは、「お金」を貯めるといったことだけではありません。
人生における様々な場面においても、同じことが言えるでしょう。

 

「目的」を持った人と、持たない人とでは、底力が違います。迫力が違います。

ここぞという時の踏ん張る力も違います。

 

 

従って、お金を貯める場合でも「何の為に1000万円貯めたいのか」に、明確に答えられる自分を作っておくことは、非常に重要なことなのです。

おわりに

それでは、改めて質問です。

問「あなたは何故、1000万円貯めたいのですか?」
答「                    」


是非、「答え」が出るまで、自問自答を繰り返し、自分自身の「目的」を明確にしてください。

 

ここでの「意思決定」が弱いと、何をやるにしても「まぁ、いいか」「次回頑張ろう」などと、弱い自分に負けてしまいます。

是非とも、これだという「答え」を見つけてくださいね。

そして、自分が「1000万円貯めた姿」をイメージしながら、次のステップに進みましょう。

 
 コラムニスト情報
荒川雄一
性別:男性  |   職業:国際フィナンシャルコンサルタント

投資顧問会社IFA JAPAN®株式会社ほか、リンクスグループ3社の代表を務める。現在、経営コンサルタントのほか、金融機関に影響を受けない独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として、国内外の金融商品を用いた「ポートフォリオ・マネジメント・サービス(PMS)®」の評価は高い。
また教育にも力を入れており、講演回数は800回以上。その他、日本経済新聞社、各マネー誌、フジTVなど執筆、出演も多数。

■ライセンス
経済産業省登録 中小企業診断士
国土交通省登録 公認 不動産コンサルティングマスター
日本FP協会認定CFP® 他

■メディア実績(執筆、取材など)
 ・日本経済新聞 、日経ヴェリタス 
 ・納税通信、税理士新聞
 ・富裕層向け雑誌「ミリオネア」「NILE’S NILE」
 ・フジテレビ「とくダネ!」、テレビ朝日「やじうまテレビ!」など

■著書
「海外分散投資入門 ―日本が財政破たんしても生き抜くためのノウハウ―」
(Pan Rolling社)
「海外ファンドのポートフォリオ」(Pan Rolling社)
「着実に年10%儲ける海外分散投資入門」(実業之日本社)
「投資のプロが教える初心者でも失敗しないお金のふやし方」(IFAメディア出版)