地方住まいであれば、必須の移動手段である車。

恋愛でも車はお互いの家を行き来したり、遠出をしたりと役立つ道具と言えます。

最近、「若者の車離れ」が話題になっていますが、実はドライブデートをしているカップルほど、良好な関係を築いている傾向にあるそうなのです。

今回はその調査結果と、理由について詳しく迫ってみました。

株式会社リクルートマーケティングパートナーズが、20〜40代に「クルマのある生活調査」を行ったところ、「クルマが男女のコミュニケーションの場として重要だと思う」と答えた人は、全体の役4割にも上ったそうです。

ちなみにこの結果は、普段ドライブデートを経験している男女ほど高い傾向にあったようです。

最近はスマホが普及し、SNSでコミュニケーションを取る機会が増えましたが、その分「リアルでのコミュニケーションが希薄になっている」とも言われています。

あくまでもSNSは、日々のコミュニケーションを補うためのツールです。

まだ付き合っていない男女にとっても、「車はコミュニケーションの場」として最適なことがわかるのではないでしょうか。

続いて、気になったのが「ドライブデートをしたカップルの約4分の3がパートナーとの関係が良好」と答えているという結果です。
コミュニケーションの場として役立つ車ですので、ドライブデートをすることでふたりの距離が縮まることは大いにありそうですよね。

それを裏付けるのが、「ドライブデートでその人を知ることができる」と答えた女性が6割以上もいるという結果です。

確かにドライブをしていると、運転中にかかっている音楽、車のなかに置かれた小物、ぬいぐるみなど、その人の趣味を伺えることがたくさんあるものです。

なかでも運転はその人の性格が出るというので、運転中に相手の思わぬ一面を垣間見ることができそうです。

また、車はふたりきりになることで、恋人同士ならロマンチックなムードになりやすいものです。
実際、同調査でも車のなかで告白した、された経験のある人は33.4%という結果が出ています。

会いたい時にすぐに会いに行けるというのも車ならではのメリットなので、車を持つことで恋愛にもたらす影響はかなり大きいと言えそうですね。

車のなかはファミレスよりもじっくりと落ち着いて話せる場所でもあります。

ふたりの将来について真面目に話すという活用手段も取れそうです。

若者の車離れに便乗して「車はいいや……」と考えている男女がいたなら、いま一度車の価値を改めてみてはいかがでしょうか。