野球の筋トレ、効率的な方法は?「投げる・打つ・走る」に合わせた筋肉の鍛え方
こんにちは、カイロプラクター・パーソナルトレーナーの沖田興紀です。
今回は、野球のトレーニング方法についてご紹介したいと思います。
野球と一言で言いましても、ピッチャーやキャッチャーをはじめ、内野・外野など様々なポジションがありますね。
数が多いので、全てのポジションについて言及することはできませんが、野球という競技の動作特性「投げる」・「打つ」・「走る」に必要とされる筋肉の鍛え方についてお話しします。
トレーニング方法の中で使用している、筋トレの用語についてご説明しておきます。
用語について
- レップ数:レップはエクササイズの動き自体のことを意味し、レップ数とはエクササイズの回数
- セット数:レップを、休息を挟んで反復する回数
投球動作では、胸・背中(上背部・下背部)・肩の筋肉を総合的に使います。
そのため、全ての筋肉を、総合的にバランス良く鍛えるトレーニングが必要です。
- ベンチ・プレス:セット数/3~4・レップ数/6~8回
- ダンベル・ベンチ・プレス:セット数/3・レップ数/6~8回
- ベントオーバー・ローイング:セット/数3・レップ数/6~8回
- シーテッド・ローイング:セット数/3・レップ数/6~8回
- デッドリフト:セット数/3・レップ数/5~7回
- バック・エクステンション:セット数/3・レップ数/8~10回
- ショルダー・シュラッグ:セット数/2~3・レップ数/6~8回
- ショルダー(フロント・バック)・プレス:セット数/各1~2・レップ数/6~8回
打撃の動作では、ひねる(捻転)動作が必要です。
腰(下背部)や腹部(腹直筋・腹斜筋)の筋肉や、飛距離を伸ばすために腕(上腕二頭筋・上腕三頭筋)などの筋肉を鍛えるトレーニングが必要となります。
- グッド・モーニング:セット数/3・レップ数/8~10回
- ツイスティング・バック・エクステンション:セット数/3・レップ数/8~10回
- シットアップ:セット数/3・レップ数/10~12回
- ツイスティング・シットアップ:セット数/3・レップ数/10~12回
- ダンベル・カール:セット数/2~3・レップ数/8~10回
- ダンベル・トライセプス・エクステンション:セット数/2~3・レップ数/8~10回
走る動作では、脚(大腿四頭筋やハムストリングス) および下腿部(前脛骨筋・腓腹筋)などの筋肉が必要です。
そのためには、これらの筋力(瞬発力)を向上させるトレーニングが必要となります。
- スクワット:セット数/3・レップ数/8~10回
- レッグ・エクステンション:セット数/3・レップ数/6~8回
- レッグ・カール:セット数/3・レップ数/6~8回
- カーフ・レイズ:セット数/3・レップ数/12~15回
- トゥ・レイズ:セット数/3・レップ数/12~15回
こういったトレーニングは、できる限り各動作(投げる・打つ・走る)に近い動きのメニューを取り入れて行いましょう。
また、ご紹介したプログラムは、ほんの一例です。
選手個人のポジションや運動能力などに合わせて、プログラムを組み立てて下さい。
前回ご紹介したトレーニングの7大原則を念頭に、怪我のないよう正しいフォームで行ってみてくださいね。
次回以降、他競技のトレーニング方法をご紹介していきたいと思います。
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富士で整体&カイロプラクティック&パーソナルトレーニングの指導をしている沖田 興紀と申します。
皆さんの健康的なLIFEスタイルのお手伝いをさせて戴けたらと思っております!
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